ジュゼッペ・ガッバスは、サルデーニャのヌオーロに位置する家族経営のワイナリー。
1990年、ジュゼッペは行政に関わる仕事を辞めて、ワイン造りに専念しました。
ジュゼッペ・ガッバスは、常に良いブドウを使い、土地性を感じるスタイルのワイン造りを目指しています。
ブドウの栽培は、畑の段階でいかに完熟させるかを最も大切と考え、化学的なものは使用せず、出来るだけ長い間ブドウを樹に実らせたままにしています。
-
畑は一年を通して雨がほとんど降らないため、凝縮されたブドウが育まれます。
醸造では、ロングマセラシオン(25日間)やルモンタージュを頻繁にするなど、オリジナルのワイン造りを行い、一般的なサルデーニャ産より数段色濃く、ボディのあるワインを生み出しています。
デューレ・クラッシコが毎年のようにガンベロ・ロッソ誌でトレビッキエーリを受賞し、2015年版でジュゼッペは“最高のブドウ栽培者”として選出されています。
-
ガンベロ・ロッソ2016で2グラス獲得(VT2010)
パッシートの特徴がはっきりと感じられる
サルデーニャ甘口ワインの珍しい赤
GIUSEPPE GABBAS
Avra
ジュゼッペ ガッバス
アヴラ
-
ガンベロ・ロッソ2016で2グラス獲得(VT2010)
パッシートの特徴がはっきりと感じられる
サルデーニャ甘口ワインの珍しい赤
GIUSEPPE GABBAS
Avra
ジュゼッペ ガッバス
アヴラ
ジュゼッペ・ガッバス・アヴラは、乾燥させたブドウで造るサルデーニャの甘口ワインの、珍しい赤ワイン。
「アヴラ」とは地元の方言で涼しい風の事で、この風のおかげでブドウが理想的な状態に熟すため、名付けられました。
畑は標高350-370m、花崗岩と砂を含む組成の土壌で、ブドウ樹齢は平均10年。
収量はたいへん低い16hl/haです。
ブドウは11月初旬まで樹に実らせたままにして樹上で自然乾燥させます。
選別しながら手摘みで収穫し、小さな箱に入れてさらに乾燥(パッシート)。
発酵には小さな木製の発酵樽を使い、温度を26-27度に保ちながら20日間。
ステンレスタンクに移しマロラクティック発酵させてから、フレンチオークのバリックで熟成。
その後、清澄し軽くフィルターをかけてボトリングしています。
プルーン、イチジク、ナッツなどの香りが非常に濃縮されたデザートワインの風味を出しています。
とても濃厚で黒ベリーやレーズン、ココア、また香辛料のニュアンスもあります。
パッシートの特徴がはっきりと感じられるワインです。
■ガンベロ・ロッソ2016
/2グラス(VT2010)