リポビタンD(100mL)は、エネルギー産生をサポートする有効成分を配合した、指定医薬部外品です。
タウリンは、生命活動に必要なエネルギーの産生に関わるアミノ酸の一種。体内には体重の約0.1%ほどしか存在しませんが、リポビタンDには1000mg配合しています。
また、ビタミンB群(B1･B2･B6)は、三大栄養素である糖質･タンパク質･脂質をエネルギーに変換する働きをサポート。これらの有効成分により、リポビタンDは「疲労の回復･予防」「体力、身体抵抗力又は集中力の維持･改善」といった効能が認められています。
さらに、アスリートの方も服用いただけるように、アンチ･ドーピング認証も取得しています。

●エナジーサイクルと疲労の関係
長時間の運動では、エナジーサイクルだけではエネルギーをまかないきれなくなり、ATP(※)というエネルギーの供給が消費に追いつかなくなって疲労の状態になります。
リポビタンシリーズは効率的に栄養素をエネルギーに変換する、「エネルギーサイクル」に作用します。エナジーサイクルとは、3大栄養素である糖質･脂質･たんぱく質を、生命活動に必要なエネルギーに変換するシステムのことです。糖質･脂質･たんぱく質は、アセチルCoAという物質などに変換され、エナジーサイクルを通してエネルギーに変換されます。
※ATP:adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)

●メカニズムについて
糖質･脂質･たんぱく質が変換してできたアセチルCoAは、エナジーサイクルへと進み、オキザロ酢酸と結びついてクエン酸を生成し、ビタミンの助けを借りながら変化を続け、ATPを作ります。

人間の体を車にたとえると、ビタミンはエンジンの働きを円滑にする潤滑油の役割を果たします。
糖質や脂質、タンパク質などのエネルギー源をしっかり摂っても、ビタミンが不足するとこれらを十分に体内で活用できず、車を走らせることができないのです。
エネルギー源の活用を左右し、エナジーサイクルを円滑にするビタミンは、体の発育や成長、健康の維持に欠かせない栄養素といえます。