ペリエジュエ（ベルエポック）の商品一覧通信販売FELICITY

伝統と革新が生んだ王侯貴族に愛されたシャンパーニュ
ペリエ・ジュエ（Perrier-Jouet）は、1811年にフランス・シャンパーニュ地方エペルネで創業された名門メゾンです。
ピエール・ニコラ・マリー・ペリエとアデル・ジュエ夫妻によって創業され、シャルドネの繊細な味わいを活かしたシャンパーニュ造りにこだわり、瞬く間に高い評価を得ました。
2代目のシャルル・ペリエは、他社に先駆けシャンパーニュ業界でブリュット（辛口）やヴィンテージ・シャンパーニュを導入するなど革新をもたらし、メゾンの人気を不動のものとしました。
ペリエ・ジュエが生み出す品質の高さはナポレオン三世やヴィクトリア女王に認められるなど、王侯貴族やセレブリティの間で確固たる地位を確立。現在では世界中のセレブリティに愛される優美なシャンパーニュとして、特別な存在のプレミアムシャンパーニュを生み出しています

: 黄金のテロワールが育む気品あふれるシャルドネ
創業当初からメゾンを代表する品種「シャルドネ」。
シャルドネはシャンパーニュにフローラルで繊細な香り、軽やかな酸、洗練されたエレガンスをもたらす品種であり、ペリエ・ジュエのアイデンティティを形作る重要な要素です。
そのシャルドネが育つのは、シャンパーニュ地方屈指の銘醸地コート・デ・ブラン。ここにあるペリエ・ジュエの畑は、シャンパーニュの品質基準である「エシェル・デ・クリュ」で99.2%という極めて高い格付けを誇っています。
白亜質の土壌と理想的な日照条件という恵まれたテロワールが純粋で気品あふれる上質なシャルドネを育み、ペリエ・ジュエ特有のエレガントで洗練された味わいを実現しています。

: 自然環境と共生するシャンパーニュ造り
創業以来、自然と共生しながらシャンパーニュ造りに励んできたペリエ・ジュエ。2020年からは環境再生型ブドウ栽培（リジェネラティヴ・ヴィティカルチャー）に取り組んでいます。
ブドウ畑では根の成長を促すために土を耕し、土壌の肥沃度と排水能力を高めるために草を生やし、最適な保水力を得るなど、環境再生型ブドウ栽培の原則が適用されています。
周囲の植物やブドウの木、土壌を思いやることで、環境再生型ブドウ栽培は元気な生態系を生み出し、二酸化炭素回収を促進し、気候変動への耐性を高めることに役立ちます。
最高醸造責任者を務めるセヴリーヌ・フレルソン氏は、このサステナブルな総合的アプローチを「生物界全体に対する私たちの責任をステップアップさせるもの」と語っています。

: 時間が生み出す唯一無二のエレガンス
ペリエ・ジュエのシャンパーニュ造りで欠かせない要素が「時間」。
シャンパーニュはメゾンのセラーの中で3～4年熟成されます。この熟成期間はキュヴェそれぞれの特徴的な香りを開花させるために不可欠な時間です。
また、ヴィンテージ・シャンパーニュと呼ばれるには規定で3年以上の熟成が必要とされますが、ペリエ・ジュエのヴィンテージ・キュヴェは実に最長8年もの間貯蔵されるため、複雑でフローラルな香りが前面に現れ、シャンパーニュがよりなめらかになっていきます。
時間をかけることによって熟成し、香りや味わいが変化。熟成の過程でワインは日々進化し、徐々に独自の個性と香りの複雑さを明らかにしていきます。

: 芸術作品とも言うべき優美で気品あるボトルデザイン
ペリエ・ジュエの象徴ともいえる「ベル・エポック」のボトルデザインは、1902年にフランスのアール・ヌーヴォーを代表する芸術家エミール・ガレによって生み出されました。
彼が描いた白いアネモネの花は、シャンパーニュのエレガンスと調和し、まるで芸術作品のような美しさを放っています。
そのボトルはその後長くメゾンのカーヴに眠っていましたが、1964年に当時のセラーマスターであったアンドレ・パブレが発見し、その美しさに感銘を受け、そのボトルに相応しい特別なキュヴェを造ることを決意。そして1969年にシャルドネを主体としたプレステージキュヴェ、ベル・エポックとして復活を遂げました。