ヴィニュロンとして1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表するカリヨン家。
16代目となるポールがドメーヌ入りし、父である15代目の「フランソワ・カリヨン」から「ポール・カリヨン」にドメーヌ名を変更しました。

所有する畑は、ピュリニー・モンラッシェ１級のフォラティエール、コンベット、ペリエール、シャン・ガン、特級のシュヴァリエ・モンラッシェと素晴らしいクリマばかり。
「畑がワインのクオリティを造る」というモットーにより、ブドウ栽培にはビオロジックを採用し、除草剤は使わず馬やトラクターを用いて畑の土を耕しています。

先々代のルイ・カリヨン氏は、コントラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手。
15代目のフランソワ・カリヨン氏も、初ヴィンテージから評論家の高い評価を受け、ブルゴーニュの名門から現れた経験豊かな「新星」として注目を集めた存在です。

ポールもまた偉大な先代が確立したスタイルを継承し、充実した果実味とともにテンションの感じられる、気品ある洗練されたワインを生み出しています。