風光明媚なトスカーナの自然の中、キャンティ・クラシコエリアの最南端、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ村に、ワイナリー「ボルゴ・スコペート」は位置します。「ボルゴ・スコペート」は、『ジュリエットからの手紙』などトスカーナを舞台にしたヒット映画の舞台にもなった非常に美しいワイナリーです。ワイナリーからは、南にそびえたつシエナ大聖堂を眺めることができます。

現当主のエリザヴェッタは俳優や実業家など様々なトップ・キャリアを経て、幼少期の夢だったワイン造りとワイナリー経営の世界に飛び込んだ輝かしい経歴の持ち主。この歴史あるワイナリーを受け継いだ1990年のファーストヴィンテージ以降、トスカーナNO.1の醸造家やブルネロNO.1の栽培家を迎え入れる等、品質の更なる向上に尽力し続けています。彼女の参画後、ボルゴ・スコペートのワインは世界的な影響力のあるワイン専門誌「ワイン・スペクテイター」で、“キャンティ・クラシコ部門NO.1”の栄誉を獲得しました。
高い評価を受ける宿泊施設やレストランを併設したこのワイナリーは、アグリツーリズモの先駆者として素晴らしいトスカーナのワインと食文化を世界に発信し続けています。

1067年よりシエナ大聖堂が所有していた究極の由緒ある畑＝“御神田”のような畑
カトリックがヨーロッパ世界の中心であった約1000年前、「バチカン」とならび圧倒的な権勢を誇っていたのが「シエナ大聖堂」です。
日本で例えるなら、シエナ大聖堂とは何千とある神社の中でも「伊勢神宮」「出雲大社」「熱田神宮」といった、別格級とされる神社の如き存在。その所有畑は言わば“御神田”のような圧倒的重要性を持っており、実際にミサ等の重要な行事に用いられたのは、このスコペートの畑のワインであった歴史を持っています。
また現在ボルゴ・スコペートの敷地内にある、アグリツーリズモの拠点ともなっているリゾートホテルは、シエナ共和国の勢力が最も強かったルネサンス期に、王朝貴族の居住地だったことでも知られます。ボルゴ・スコペートは中世からルネサンス期まで、宗教においても政治においてもイタリアの中心だった土地なのです。

この価格で92点！相場2‐10倍の格上「キャンティ・クラシコDOCG」と「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG」の葡萄で造られる、究極のベーシック・トスカーナIGT
ボルゴ・スコペートのトスカーナIGTロッソは、格上となるキャンティ・クラシコと、ブルネロ・ディ・モンタルチーノの葡萄を用いており、格付けを遥かに超える究極のIGTトスカーナとして知られます。
通常のIGTトスカーナでは使用されることのない格上区画の高品質な葡萄を使用する為、程よい酸味と複雑な果実味を感じる上質な1本に仕上がっており、この価格ながら、世界的ワイン評論家ジェームス・サックリング氏から、92点の評価を獲得しています。
また、原料となるキャンティ・クラシコ地区のサンジョベーゼは、ワインスペクテイター誌の「キャンティ部門」で1位を受賞したキャンティ・クラシコを生み出す葡萄です。更に、このワインのもう一つの原料となるブルネッロ地区のサンジョベーゼは、ブルネッロ地区のなかでもベストパートと言われるモンタルチーノの丘の北部で実る最高の葡萄です。

二大巨匠による夢のタッグ「モンタルチーノNo.1栽培家」とビオンディ・サンティを造る「天才醸造家」という、トスカーナを知り尽くした二人が生み出す究極のワイン
ボルゴ・スコペートは、世界にその名を知られる「ビオンディ・サンティ社」のエノロゴであるパオロ・ヴァガジーニ氏をエノロゴに、トスカーナのテロワールを知り尽くしたモンタルチーノ委員会会長を務めるマッシモ・ブラカレンテ氏を栽培家として招聘しています。この二人が究極のタッグを組んで、すべてのキュヴェを年々進化させています。
栽培は自然の摂理に沿い、極微量の上質な農薬しか使用しない厳格なリュット・レゾネです。醸造においては、グラヴィティ・フローなど最新の醸造技術も取り入れ、SO2の使用量もごく少量に抑え、ナチュラルなワインを造っています。