シャンパーニュ・ルイ・ロデレールの起源は1776年に遡り、フランス・ランス市でデュボア家によるシャンパーニュ創設にあります。
ルイ・ロデレール2世の時代、1876年、ロシア皇帝アレクサンドル2世の要望により誕生した特別なシャンパーニュは、彼の名声を象徴するようクリスタル製の瓶に入れられました。それが現在のクリスタルのもととなっており、ルイ・ロデレール社が希求する稀少性、完璧さ、気品の象徴になっています。
- 最高の土壌をもつ200ヘクタールの自社畑からの収穫で、必要とするブドウの約2/3の量がまかなわれており、他の多くのシャンパーニュメーカーが必要なブドウの大部分を外部から買い入れていることからみても、そのクオリティは非常に例外的です。
また、ルイ・ロデレールのリザーヴワインは、専用のセラー室で多数のヴィンテージのものを熟成させています。この手間の掛るリザーヴワインこそが、最高級のシャンパーニュの品質を守る、重要な要素のひとつとなっています。
200年以上家族経営で引き継がれてきたルイ・ロデレールの伝統を守りつつ、「例外」を法則に、ルイ・ロデレールは常に最高のものを追求し、至高のシャンパーニュを造り続けています。
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完璧とも言える優れたバランス
ルイ・ロデレールの本質が集約された
スタンダード・キュヴェ
LOUIS ROEDERER
CHAMPAGNE COLLECTION 244
ルイ ロデレール
シャンパーニュ コレクション 244
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完璧とも言える優れたバランス
ルイ・ロデレールの本質が集約された
スタンダード・キュヴェ
LOUIS ROEDERER
CHAMPAGNE COLLECTION 244
ルイ ロデレール
シャンパーニュ コレクション 244
ルイ・ロデレール・シャンパーニュ・コレクションはブレンドによって異なるヴィンテージやテロワールを表現することをコンセプトにして造られた、ルイ・ロデレールの本質が集約されたスタンダード・キュヴェです。
ラベルには、ヴィンテージごとに3桁の数字を表記し、創業年からのアッサンブラージュの回数がナンバリングされます。
コレクション244は、メゾン設立から244回目の収穫が行われた2019年のブドウをベースワインとしてアッサンブラージュしています。
2019年は史上最高気温を記録し暑く乾燥した年。収穫時にはブドウは素晴らしい成熟度まで仕上がり見事なバランスを備えています。
ベースワインとして2019年ヴィンテージを54%使用。
2012年から毎年ワインを継ぎ足し熟成させたパーペチュアル・リザーヴ(2012~2018年)を36%、大樽熟成のリザーヴワイン(2012~2018年)を10%使用しています。
シャンパーニュらしい黄金色の美しい色調。
レモンやブラッドオレンジの柑橘香に、桃や洋なしを思わせる熟した果実の深く広がりのあるブーケ。酵母とオーク樽熟成によるヨード香とスモーキーなニュアンスが重なります。
熟した果物をかじったようなジューシーで凝縮した風味、口中を優しく包み込むような柔らかな複雑味は繊細な泡によって軽やかになります。
余韻には石灰質の見事なフレッシュ感が表現されています。
■ジェームズ・サックリング/94点獲得
■ワインスペクテイター/93点獲得