1850年、カルロ・ガンチアが北イタリアのピエモンテ州カネリにワイナリーを設立。
その後、フランスのシャンパーニュ地方に2年間留学して帰国したガンチアは、1865年アスティ地方のモスカート種(マスカット種)から、「モスカート・シャンパーニュ」と呼ばれるイタリア初のスパークリングワインを製造し販売を開始しました。
やがてこの酒は「アスティ・スプマンテ」と呼ばれるようになり、そのふくよかなマスカットの香りと甘く爽やかな口当たりで多くの人々から人気を集めました。
イタリア建国の父とされる、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はこの「アスティ・スプマンテ」を気に入り、1870年からイタリアが共和制に移行する1946年までイタリア王室御用達となり、ガンチア社の高い品質は世界的にも知られることとなりました。
- ガンチア社が生産するアスティは、1993年にイタリアワイン法で定められたD.O.C.Gへ昇格。
イタリア全土で73プランドしか指定を受けていない最上級ランクへの仲間入りを果たしています。
創業以来続く伝統を守りながら新しい事柄にもチャレンジしていく革新性を持って「アスティ・スプマンテ」をはじめとするスパークリングワインの他、品質の高いスティルワインやヴェルモットを製造し世界中に販売、ワールドワイドなブランドとして世界中で人気を博しています。
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世界遺産で造られるスパークリングワイン
マスカットをまるごと搾ったような
果実感が魅力の甘口スプマンテ
GANCIA
ASTI SPUMANTE
ガンチア
アスティ スプマンテ
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世界遺産で造られるスパークリングワイン
マスカットをまるごと搾ったような
果実感が魅力の甘口スプマンテ
GANCIA
ASTI SPUMANTE
ガンチア
アスティ スプマンテ
ガンチア社の本拠地であるイタリア北部ピエモンテ州カネリ地区は、2014年6月にユネスコ世界文化遺産の一部として登録されました。
登録名は「ピエモンテのぶどう畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」。特にカネリ地区は、古くからアスティ・スプマンテを製造してきた歴史的価値・文化的価値が高く評価されました。
また、カネリ地区には通称“地下神殿”と呼ばれる、約12kmにも及ぶ巨大な地下セラーがあり、ユネスコ世界遺産登録では、建築学的価値も認められました。
ガンチア社は巨大地下セラーの1/3に当たる4kmほどを所有し、現在も伝統的なスパークリングワイン造りを行っています。
ふくよかなマスカットの香りと甘く爽やかな口当たり。
100%モスカート・ビアンコで造られる、世界的にも有名な甘口のスプマンテです。
■ジャパン・ワイン・チャレンジ
2016/銀賞受賞
■ジャパン・ワイン・チャレンジ
2015/銀賞受賞