エルギン・リッジは南アフリカ屈指のクールクライメイトを誇る銘醸地、エルギン・ヴァレーでマリオン＆ブライアン・スミス夫妻によって2007年に設立されました。
この地区で最初にビオディナミ認定（2016年：デメテール）を取得した自然派ワインのパイオニア的存在で、現在8ヘクタールの土地を所有し、内5ヘクタールでブドウを栽培しています。

エルギン・ヴァレーは冬は寒く夏は穏やかな気候でブドウ栽培に理想的な環境が揃い、大西洋からも近い事で、ブドウは冷涼な気候下で健康な状態を保つことができます。
ユニークで恵まれた環境は、秀逸でバランスの取れた、更に長期成熟に適したワインを生みだしてくれます。
エルギン・リッジでは丹精込めて栽培した自社農園の健康で良質なブドウだけを使用し、決して量産はせず品質にこだわり少量のワインのみを造っています。
こうして生み出されるワインは、マスター・オブ・ワインやワイン関係者の中でも話題で、イギリス人ワインジャーナリストで科学者でもあるジェイミー・グッド氏は、全てのワインに90点以上という高評価を付けています。

ワイナリーのオーナー、スミス夫妻は「少量でも素晴らしい、ハンドクラフトなワインを造る」という、大きな夢の実現のため、ロンドンで成功していたITビジネスを売却し、南アフリカ、西ケープ州エルギン・ヴァレーにワイナリーを設立しました。

畑では化学薬品や農薬は一切使せず、ビオディナミ農法に沿って畑の手入れを行い、認可を受けた有機物と農場の草木を再利用した自家製のコンポスト（堆肥）だけを利用し、自然な農法でブドウを栽培しています。
醸造家であるコゥシィ・ヴァン・デェール・エルウィ氏と栽培家のケヴィン・ワット氏はオーナー醸造家であるブライン氏と共に、畑からボトルリングに至るまで自然に寄り添ったアプローチを施しています。

シャンパーニュのような香ばしい熟成香
頬張りたくなるような
甘く香ばしいアロマが非常に印象的
Elgin Ridge
MCC Brut Blanc de Blanc
エルギン リッジ
MCC ブリュット ブラン ド ブラン

シャンパーニュのような香ばしい熟成香
頬張りたくなるような
甘く香ばしいアロマが非常に印象的
Elgin Ridge
MCC Brut Blanc de Blanc
エルギン リッジ
MCC ブリュット ブラン ド ブラン

フレンチオーク樽で23ヶ月間、瓶内で30ヶ月間じっくりと熟成させており、焼いたブリオッシュを想わせるシャンパーニュのような香ばしい熟成香が楽しめます。

アップルパイやマンゴータルトなど、頬張りたくなるような甘く香ばしいアロマが非常に印象的です。
グラスに注ぐと立ち昇る、弾けるような美しい泡。
口に含むとクリーミーで、メロンやマンゴーの甘い果実味を感じます。
溶け込むように調和したシャープでキレのある酸が持続し、余韻には蜂蜜やライムの皮など甘苦い雰囲気が残ります。