島のゲール語名はEilean a Cheo「霧の島」。
一年のほとんどのあいだ霧に覆われる、典型的な海洋性気候です。
1823年には、スカイ島にも免許を持つ7つの蒸留所が存在したことが記録されてます。
1830年、タリスカー蒸留所はこの地に設立されました。
蒸留所は様々な所有者の手を転々とした後、1880年代にアバディーン出身のロデリック・ケンプの手に渡り再建。
スカイ島に唯一生き残った蒸留所として、孤立し発展を遂げたタリスカーは、最高のアイランドモルトの1つとして数えられるようになっています。
- タリスカーの滑らかでピーティな仕込み水は、蒸留所に隣接するホークヒルから湧き出る14の地下湧水から引いています。
設立当初からの技法に忠実に従って蒸留を行うことにより、豊満で深みのあるタリスカーの特徴が最初に得られると考えられています。
最終段階の蒸留酒を引き出してオーク樽に移し、古くからある倉庫の中に保管します。樽の中で10年から25年を費やします。
熟成年数を終えるまで、状態を慎重に管理することで、独特の海を思わせるキャラクターを十分に引き出し、爆発的かつ複雑な香味の特徴が、人々を惹きつけてやまないモルトウイスキーが誕生します。
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スカイ島が誇る、金色の蒸留酒
タリスカーの強いキャラクターはそのままに
円熟味の増した温かみある味わい
TALISKER
AGED 18 YEARS
タリスカー 18年
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スカイ島が誇る、金色の蒸留酒
タリスカーの強いキャラクターはそのままに
円熟味の増した温かみある味わい
TALISKER
AGED 18 YEARS
タリスカー 18年
2004年に初リリースされたタリスカー18年は、年間生産量限定ながら初めて定番として出される長期熟成のウイスキーであり、円熟味を楽しめるウイスキーです。
アメリカン・オークとヨーロピアン・オークでの18年熟成。
リッチでフルーティーな側面を加えながら、パワフルなタリスカーの特徴はすのままに、10年と同じ45.8%。
男性的で知られるタリスカー10年との比較も魅力的な楽しみです。
琥珀色。
ドライオレンジピールの他に、バタースコッチとラムタフィーの香り。ごくわずかにスモーキーなアロマが感じられる。
最初は甘味が広がり、続いてほのかにスモーキーでしっかりとした味わいへと変化。
全体的に温かみがある。
タリスカー特有の唐辛子のようなキャッチが最後に微妙に現れる。
後味にスモーキーさが漂う。