ボウモア 18年ボウモア蒸留所の通信販売スコッチシングルモルトウイスキー

潮風と伝統が育むアイラモルトの女王
ボウモア蒸溜所は、スコットランド・アイラ島のロッホ・インダール湾沿いに位置する蒸溜所で、1779年の創業の歴史を誇ります。スコットランドで最も古い蒸溜所の一つであり、そのウイスキーは「アイラモルトの女王」と称される気品ある味わいで知られています。
蒸溜所は、潮風と波しぶきを受けながら熟成が進む特別な環境を持ち、海の香りを待った独特のウイスキーが誕生します。
ボウモアのウイスキーは、伝統と革新の調和を象徴し、スモーキーさとフルーティーそのバランスが絶妙、その特徴は、世界中のウイスキー愛好家を魅了し続けています。

: 1779年創業、アイラ島最古の蒸溜所
ボウモア蒸溜所は、地元の商人デビッド・シンプソンによって設立され、200年以上じっくりとウイスキー作りに携わってきました。
その歴史の中で、蒸溜所はアイラ島文化と産業の中心的存在となり、地元コミュニティの生活とも密接に関係しています。
特に注目すべきは、蒸溜所内にある「No.1ヴォルト（第一貯蔵庫）」で、海にせり出すように建てられており、壁面の下部はインダール湾の満潮時の海水面よりも低い「潮かぶり」の位置にあります。
この貯蔵庫はスコットランド最古の熟成庫の一つとされ、アイラモルト特有の潮風を含んだフレーバーの要となっていいる、その長い歴史は、ボウモアのウイスキーに深い信頼と価値を与えています。

: わずか6蒸溜所だけが守る伝統のフロアモルティング
ボウモア蒸溜所の製造過程では、今でも伝統的なフロアモルティングが行われています。
この手法は、蒸溜所内で大麦を床に広げ、職人たちが手作業で麦芽を転がしながら乾燥させるというもので、現在、スコットランドでこの手法を置く蒸留所は6か所しかありません。
また、ピート（泥炭）を燃料に使用することで、アイラモルト特有のスモーキーで複雑な風味が感じられます。
こうして得られたニューメイクスピリッツは、熟成に適した樽に詰められ、潮の香り風味貯蔵庫で10年以上寝かされます。

: アイラの風土が生む、潮の香りとバランスの妙
ボウモアのウイスキーの最大の特徴は、スモーキーさ、潮風を感じる塩味、そしてフルーティーで甘やかな味わいが絶妙に調和している点です。
特に「No.1ヴォルト」で熟成されたウイスキーには、アイラ島特有の海風と湿気が起こり独自のフレーバーが宿ります。
12年ものは、アイラモルトの基本を学ぶのに最適で、甘さとスモークのバランスが決まる1本として愛されています。
さらに、18年や30年のウイスキーは、熟成による風味と複雑さが増し、贅沢なその洗練された味わいは、初心者から上級者まで幅広い層に受け入れられています。