1923年、サントリーは京都郊外の山崎において、日本初のウイスキー蒸溜所建設に着手します。
理想としたのは、日本の風土に育まれ、日本人の繊細な感性と丁寧な施しでつくり出したジャパニーズ・ウイスキー。
日本食の繊細な味を好み、洋酒にはまだまだなじみのない日本人の嗜好に合わせるためには、優れたブレンドが不可欠であると考えたのでした。日本の気候や風土を生かした原酒を育てる一方で、サントリーは、日本人の感性や美意識に根ざした、ウイスキーづくりに挑みつづけています。
山崎は万葉の歌にも詠まれた名水の里です。「離宮の水」と呼ばれる清らかな水が今もこんこんと湧き、日本の名水百選の1つに数えられています。
茶道を究めたかの千利休もこの水でお茶を点てたといわれています。
天王山の麓に位置し、古くから竹林に囲まれた山崎蒸溜所。竹は清らかな水を好みます。その竹林から湧き出る良質な天然水で仕込むからこそ、重厚に華麗に香る山崎のモルト原酒が生まれるのです。
上質な水や湿潤な自然環境を見方につけ、匠の技を継承しながら多彩なモルト原酒をつくり分けるために革新を加えてきた山崎蒸溜所。
2003年、世界的権威のあるコンペティション、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で、「山崎12年」が日本のウイスキーとして初の金賞を受賞しました。
その後も国際的なコンペティションで数々の賞を受賞し続けています。
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「歳月を感じさせる熟成感」
YAMAZAKI
山崎18年
やまざき
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「歳月を感じさせる熟成感」
YAMAZAKI
山崎18年
やまざき
じっくりと熟成したフルボディ
1992年発売。
酒齢18年以上のシェリー樽原酒を中心にヴァッティング、じっくりと後熱したフルボディのシングルモルト。
18年の歳月を感じさせる熟成感と複雑で奥行きのある味わいが特長。
2004年にアメリカでも発売を開始し、好評を博しています。
シェリー樽熟成由来の甘いドライフルーツや香ばしいチョコレートの香りが印象的。ミズナラ樽の長期熟成原酒も潜む熟成感と奥行きのある味わい。
色赤みがかった琥珀色。
レーズン・イチゴジャム・杏・干し柿・トースト・ビターチョコレート・コーヒー・焼きプリンの香り
味わいは、甘酸っぱさ・ほろ苦さ・厚み・スパイシー。熟した果実香、長く深い余韻を楽しめます。
SWSC 2012
ベストアザー受賞
ISC 2012 金賞受賞
SWSC 2011 ベストアザーウイスキー賞 受賞
WSC2011 最優秀金賞受賞