日本のウイスキーの父「竹鶴」
日本のウイスキーの父であり、ニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」の名を冠するウイスキー竹鶴。
本物のウイスキーをつくりたい。その一心で、政孝は日本で初めて本場スコットランドへ留学しました。おいしいウイスキーは、北の風土が育むもの。そう確信した政孝は帰国後、余市と宮城峡、ふたつの北の地に念願の蒸溜所を完成させました。
竹鶴は、そのふたつの蒸溜所のモルトだけをヴァッティングしたウイスキー。日本のウイスキーの父の名が刻まれているとともに、一滴一滴の中にウイスキーづくりへの情熱が息づいているのです。
- 2つの個性ある蒸留所
北海道余市蒸溜所の伝統的な「石炭直火蒸溜」という製法でつくられ、男性的で香り豊かで力強い味わいの「余市モルト」。
仙台宮城峡蒸溜所の「蒸気間接蒸溜(スチーム蒸溜)」でつくられる、華やかな香りと柔らかな味わいの「宮城峡モルト」。
ニッカが誇るモルトの上質なものだけをヴァッティングして生まれたのが「竹鶴ピュアモルト」です。
その品質は世界からの評価も高く、2002年には余市蒸溜所が日本で初めてSMWSに認定、2004年には宮城峡蒸溜所もSMWSに認定されました。
- 日本で本物のウイスキーを
モルトウイスキーとしての「高い品質」を保ちながら、価格を抑えること。そして、「モルトウイスキーでありながら、ブレンデッドウイスキーに匹敵するやわらかさ」を生み出すこと。「竹鶴ピュアモルト」はこれらの難題に挑戦し、実現したブランドです。
ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝が抱き続けた「日本の皆様に本物のウイスキーを味わってほしい」という想い。その想いを受け継いだニッカウヰスキープレンダーチームの技・情熱が結実したのが「竹鶴」というブランドなのです。
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「グラス一杯で満足できる存在感」
TAKETSURU
竹鶴21年
たけつる
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「グラス一杯で満足できる存在感」
TAKETSURU
竹鶴21年
たけつる
まさに至高のピュアモルト
グラス一杯だけで満足できる重みと濃さ、そして厚み。
たとえれば人が年齢を積み重ねて得る重みにも似た、年月だけが与えられる味わいの極みが竹鶴21年の財産です。
最初は思いのほか丸い口当たりに驚かされます。しかしその後、徐々にどっしりとした深みと香りが訪れます。
それはグラス一杯をしみじみと味わっていただくのにふさわしい、圧倒的な存在感と熟成感。
ウイスキーを貯蔵する価値を味わえる、まさに至高のピュアモルト、それが竹鶴21年です。
よく熟成したピーチやトロピカルフルーツのような果実香。豊かで濃厚な香り、リッチで華やかな樽熟成香、ほどよいピート香。
やわらかさの中に複雑さ、コクが感じられる。ほのかな苦味。
コクのある余顔が大きく広がった後、スッと消える。
ウイスキーの国際コンテストWWAにおいて2009.2010・2011 ブレンデッドモルトウイスキー世界最高賞3年連続受賞。