栃木の酒蔵が生んだ新たな一滴、クラフトウイスキーの誕生
酒蔵・西堀酒造が新たに手がけるクラフトウイスキーの蒸溜所です。
2022年、歴史ある旧精米所を改装し、新たにウイスキー製造免許を取得したことで、ウイスキーやジン、ウォッカなど、さまざまなスピリッツの製造を開始しました。
「量より質」を重視し、日本酒造りで培った発酵や蒸留の技術を活かした蒸溜所は、日光連山の自然伏流水を用い、地元ならではの素材を駆使して、新しいスタイルの日本産クラフトウイスキーを生み出しています。

- 明治五年創業の酒蔵、革新と伝統の融合
西堀酒造は栃木県小山市に1872年(明治5年)創業し、長きにわたり日本酒造りの伝統を守り続けてきた老舗酒蔵です。
代表銘柄「門外不出」や「若盛」をはじめとする日本酒は、南部杜氏から受け継いだ伝統製法をもとに、国内外で高く評価されています。
日光街道小山蒸溜所は、創業当初から湧き出る井戸水を使用し、伝統的な日本酒造りに根ざした新しい蒸溜酒を展開しています。
「伝統と革新の融合」を掲げ、日本酒造りで培った知見を活かし、地元に根ざした新たな酒造りに挑戦しています。

- 清酒酵母が生む唯一無二の香りと味わい
日光街道小山蒸溜所では、日本酒造りで使用される清酒酵母を用いて発酵を行い、日本酒蔵ならではの風味を持つウイスキーを生み出しています。
通常のディスティラー酵母ではなく、清酒酵母を使用することで、フローラルで奥深い香りが実現され、さらに発酵工程には精米時に得られる酒米の米粉も加え、日本酒造りの技術を余すことなく発揮しています。
蒸留にはステンレス製の減圧蒸留器を採用し、香り豊かな酒質が特徴のスピリッツも製造。栃木ならではの素材と製法で、個性あるクラフトウイスキーを楽しめます。

- 「中硬水」の仕込み水と減圧蒸留が紡ぐ芳醇な味わい
ウイスキー造りに用いられる仕込み水は、日光連山の自然伏流水。
この「中硬水」を使い、日光街道小山蒸溜所ならではのふくよかな味わいが生まれます。
また、蒸留器には特別に改造した国産ステンレス製の減圧蒸留器を採用。減圧蒸留は、清酒酵母の持つ香気成分を引き出し、クリーンで豊かな酒質を実現しています。
さらに日本酒製造で出る米粉や酒粕も再利用し、持続可能な酒造りにも力を注いでいます。

- 確かな技術が紡ぐ受賞歴と挑戦の精神
西堀酒造は、国内外の酒類コンテストで数多くの受賞歴を誇り、2023年には全国新酒鑑評会で金賞を獲得しました。
また、南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞や関東経済産業局長賞など、品質と革新性の両面で高い評価を得ています。
さらに、古代米100%の純米酒や世界初のLED発酵、海底熟成酒の開発など、日本酒造りの枠を超えた革新を続けており、その意欲はクラフトウイスキーの製造にも生かされています。
西堀酒造の確かな技術と挑戦の精神が詰まったウイスキーは、栃木から世界へと新たな風を吹き込んでいます。




































