1889年頃、イギリス人ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が兵庫県の有馬の山に狩猟に出掛けた折、偶然発見した炭酸鉱泉水をロンドンの試験場に送って分析したところ、世界的にも優良な鉱泉であることが分かり、食卓用として瓶詰を企画。
温泉会社からラムネ部門を譲り受け、1890年より「仁王印ウォーター」として販売を開始しました。
1904年には「ウヰルキンソン タンサン」と名付けられました。
1951年、朝日麦酒株式会社(現アサヒビール株式会社)と販売契約を締結。
1966年には、新しくエメラルドグリーンのボトルで、ジンジャーエール、ドライジンジャーエール、レモネード、トニックの4品種を発売しています。
1990年には、ウィルキンソン社創業100年をもって昔からあった宝塚工場は閉鎖されるも、翌年からはアサヒ飲料株式会社が明石工場で生産を開始。
2014年にはブランド誕生110周年を迎えています。

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スタンダードよりフルーティ
さっぱりとした味わいの"ドライ"
WILKINSON DRY GINGER ALE
ウィルキンソン ドライ ジンジャエール
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スタンダードよりフルーティ
さっぱりとした味わいの"ドライ"
WILKINSON DRY GINGER ALE
ウィルキンソン ドライ ジンジャエール
ドライジンジャーエールの「ドライ」は「辛口」ではなく、「さわやか、さっぱり」という意味があります。
ドライジンジャーエールが発売された頃、アメリカではフルーティタイプの飲料が流行り、これを「ドライ」と呼んでいました。3代目社長H.C.W.Priceがアメリカ留学の折に出会ったドライタイプのドリンクをイメージして「ドライジンジャーエール」のレシピを完成させました。

昭和に入り発売された「ドライジンジャーエール」はアメリカで1920年代に大流行したジンジャーエールのレシピの則ったソフトな味わいの製品です。