1871年に設立したワイナリーを、スウィーニー・ファミリーが受け継いだ家族経営のプティック・ワイナリー「ヴァイン・クリフ・ワイナリー」。
オーナーのチャック・スウィーニー氏は、アメリカのホテル王としても知られるアメリカンドリームを達成した人物で、不動産投資のビジネスでは長年にわたり日本でも活動する大の親日家でもあります。
ヴァイン・クリフでは、ナパ随一の銘醸畑オークヴィルをはじめ、カーネロス、カリストガ、そしてハウエルマウンテンにブドウ畑を所有し、この土地の性質と不思議な魅力を兼ね備えた高品質なワインを造ることに誇りをもっています。
- 現在、ワイナリーは醸造責任者兼総支配人の長男ロプ・スウィーニー氏が運営、畑の管理からボトリングまで一貫して自らの手で行っています。
ロプ氏は、ほとんどのワインが購入したその日に飲まれるという調査結果をもとに、いかにタンニンを柔らかく仕上げるかという研究を2000年代前半からスタート。
灌漑の水量を、樹一本一本の根の長さや樹勢によりコントロールしたり、発酵温度や発酵期間を調節したり等、熱心に研究に取り組んでいます。
ロプ氏の愛と情熱が生み出すワインは、評論家からも高く評価され常に高得点を記録しており、ナパ・ヴァレー・ワイン・オークションで他のカルトワインを上回る金額で落札されるなど、話題を集めているワイナリーです。
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ジェームズ・サックリング93点(VT2018)
異なる区画のブドウのアロマと
フレーバーが調和した豊かな味わい
Vine Cliff
Cabernet Sauvignon Napa Valley
ヴァイン クリフ
カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー
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ジェームズ・サックリング93点(VT2018)
異なる区画のブドウのアロマと
フレーバーが調和した豊かな味わい
Vine Cliff
Cabernet Sauvignon Napa Valley
ヴァイン クリフ
カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー
自社畑はナパヴァレー、オークヴィルの東側に位置しており主に2つの区画に分けられます。上部に位置するオークヴィル・ベンチと呼ばれる場所は標高200mにある粘土質ロームの土壌。
そして下部に位置するテラス状の急斜面の区画は安山岩と流紋岩が混在する火山性土壌が特徴です。
ヴァイン・クリフ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパヴァレーは、62%をテラス状の畑の北向きの区画から、残りの38%はオークヴィル・ベンチのブドウが使用されます。
それぞれの区画がブドウにユニークなアロマとフレーバーを与え複雑かつ豊かな味わいを生み出しています
深く美しいガーネットの色調。豊かな果実感が何層にも広がり、洗練されていながらも重厚感が感じられます。
きめ細やかなタンニンが絹のような滑らかさとたっぷりとした口当たりが、濃い色の果実の味わいと紅茶やミントを思わせる味わいとのバランスをとっています。
■ジェームズ・サックリング/93点獲得(VT2018)
■ワインアドヴォケイト誌/90点獲得(VT2018)