ブルゴーニュ白ワインの都と称されるムルソーに本拠を置くネゴシアンがヴァンサン・ジラルダンです。
ジラルダンでは「畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに」という哲学を掲げワイン造りに取り組んでいます。
畑は昔同様の方法で人の手間をかける一方、醸造では温度管理のできる完璧な近代設備を持つワイナリーがとても重要であると考えています。
- また、プドウの購入先となる契約農家とは密な関係を保ち、収量制限を行い、農薬や化学肥料などを極力使用しない農法を指示するなど、プドウの品質向上に努めています。
ジラルダンでは「一番重要なのはスタンダードが高いクオリティを持つ事」と語っており、彼らが目指すブドウ畑重視の姿勢と自然な醸造によって生み出されるワインは、著名な評論家やワイン愛好家から高い評価を得ています。
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ヴィノス2009で89-91点獲得(VT2007)
力強い香り、口当たり滑らかでエレガント
複雑で厚みがありバランスに優れたワイン
VINCENT GIRARDIN
CLOS DE VOUGEOT
ヴァンサン ジラルダン
クロ ド ヴージョ
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ヴィノス2009で89-91点獲得(VT2007)
力強い香り、口当たり滑らかでエレガント
複雑で厚みがありバランスに優れたワイン
VINCENT GIRARDIN
CLOS DE VOUGEOT
ヴァンサン ジラルダン
クロ ド ヴージョ
クロ・ド・ヴージョは、50haあるコート・ド・ニュイ最大のグラン・クリュ。
畑の土壌は、下の部分は粘土質が多く、上の部分は石灰岩が多くなっています。
粘土質が多いとタンニンが多くなり、中間は両方の性質を合わせ持つ、リッチでフルーティな奥深いワインになります。
こちらは、畑の中部より少し下の部分のブドウを使用しています。
ブドウは手摘みで収穫し、収穫の際と選果テーブルとで2回選別しています。
天然酵母を使い、温度管理のもと約3週間かけて醗酵。
熟成はフレンチオーク樽(25%新樽)で澱とともに18ヶ月間行っています。
月の暦に従って、清澄もろ過もせず瓶詰めしています。
深みのある濃い色合い。
カシスやスグリを思わせる力強い香り。
口当たり滑らかでエレガント。
複雑で厚みがあり、まろやかさと酸味のバランスに優れた、持続性のある味わい。
■ヴィノス2009
/89-91点獲得(VT2007)