バローロ改革で名高いワイン商マルコ・デ・グラツィア、セバスティアン・デ・グラツィアの両氏が惚れ込んで自ら購入した畑。
屈指のテロワールを持つと言われるシチリアの中でも最高の土地を求めた結果、このカターニャ県に属するエトナ火山の北方 斜面に位置する畑に出会い、ワイナリーが造られました。
この場所はフィロキセラ(葡萄根油虫)に犯されていない、非常に樹齢の高いブドウの樹を見つけることの出来る唯一の土地でもありました。
- TERRE NERE(テッレ・ネーレ)とは『黒い土壌』という意味であり、岩石のごろごろした火山灰土壌で黒いことから命名されました。
エトナ山の50万年以上に渡る噴火活動の結果、非常に多様で特殊な土壌を得たこの一帯は、ブルゴーニュ地方のそれに良く似て、畑による特徴の違いが顕著であり、それぞれの『クリュ』を語ることが出来ます。
パワフルで筋肉質のワインが多い他地域のシチリアワインと比較してもエトナ周辺は素晴らしいフィネスを持ったワインを産出できるのです。
2000年以上もの歴史を持つ重要なワイン生産地エトナで、デ・グラツィア兄弟はそのテロワールを最大限に生かしたワイン造りを目指しています。
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シチリアを代表する黒ブドウから
造られたエレガントな口当たりの
調和のとれた赤ワイン
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ
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シチリアを代表する黒ブドウから
造られたエレガントな口当たりの
調和のとれた赤ワイン
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ
ファースト・ヴィンテージは 2005年。
ネレッロマスカレーゼ、ネレッロカプッチョともに1927年、1967年に植樹したもの(5年の若木も含まれる)。
エトナ火山北斜面、海抜 650~900mに位置し、ミネラル豊富な火山灰土壌の畑で栽培。
白身・赤身ベースのお料理、野菜や中熟のチーズと合わせたい。 サービス温度は18-20℃。
輝くルビー・レッド色。
赤い果実の香り、ほんのりバルサムも感じる。
しっかりしたストラクチャーでエレガントな口当たり、調和のとれた味わい。