中世由来のシャトーを有し歴史とテロワールを色濃く反映したワイン
シャトー・ル・タンプル(Chateau Le Temple)は、ボルドー中心街から車で約1時間半、ジロンド川左岸メドック地区のヴァレイラック村に位置するシャトーです。ボルドー地方メドック地区で生産される高品質なワインに与えられる公式な品質認証「クリュ・ブルジョワ」に格付けされ、確かな品質と安定したスタイルで知られています。
18世紀に開墾された畑と中世由来のシャトーを有し、歴史とテロワールを色濃く反映したワインを生産。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のクラシックなボルドーらしさと力強さ、品格を兼ね備えたワインは、日常から特別なシーンまで幅広く活躍する一本です。

- テンプル騎士団に名を由来する700年超の系譜
シャトー・ル・タンプルの名は、中世ヨーロッパで活躍したテンプル騎士団(Templier)に由来します。1300年代初頭に建てられたとされる石造りのシャトーは、簡素で力強い輪郭と重厚な壁を持ち、現在もその歴史を色濃く伝えています。
ブドウ畑は18世紀に本格的に開墾され、1933年にベルジェイ家が取得。
現当主であるドゥニ・ベルジェイ氏まで3世代にわたり家族経営を継続しています。長い歴史の中で培われた土地への理解と経験が、シャトー・ル・タンプルの揺るぎない品質を支えています。

- 深く根を張らせテロワールを引き出す畑づくり
ヴァレイラック村に約18haのブドウ畑を所有するシャトー・ル・タンプル。畑には樹齢平均約40年のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドが植えられています。砂と砂利を多く含む土壌の深さは8メートル以上。非常に水はけに優れ、ブドウの根が深く張ることで安定した成熟とミネラル感を備えた果実を育みます。
栽培はリュット・レゾネ農法(減農薬農法)を採用し、1980年代から畝間に雑草を残すことで畑の活性化を行っています。過度な介入を避け土壌の生命力を高めることで、シャトー・ル・タンプルならではの凝縮感と品格ある味わいを支えています。

- 品種の個性を活かすボルドーの伝統的醸造
シャトー・ル・タンプルでは、テロワールと品種の個性を忠実に表現するためボルドーの伝統的な醸造を基本としています。収穫されたブドウは品種ごとに厳格に選果され、ステンレスタンクを使用してアルコール発酵が行われます。
過度な抽出を避け果実味とタンニンのバランスを重視した醸造を心掛けています。発酵後にアッサンブラージュを行い樫樽を用いて約12ヶ月熟成。その後、瓶詰前に18〜20ヶ月静置させる事で味わいの調和と安定を図ります。こうした工程により力強さとエレガンスを兼ね備えたワインへと仕上がります。











































