【04/26入荷予定】リンデス デ レメリュリ ヴィニェドス デ サン ヴィセンテ 2018 750ml 赤ワイン テンプラニーリョ スペイン

ボルドーより古い歴史を持つリオハの中でもかつて修道士によりブドウ木が植えられた「レメリュリ」の畑は、古の時代から「聖なる地」として崇められてきました。この“最古の畑”を所有し、伝統の継承と革新により“リオハ最高峰”と注目される生産者が「ドメーヌ・レメリュリ」です。

現当主のテルモ・ロドリゲス氏は若き日に父と意見が合わずに実家を飛び出し、自らのワイナリーを興し、スペイン各地の本来のテロワール個性、伝統品種の復活に心血を注ぎ、一躍「スペインワインの革命児」として世界的にも評価されてきました。

その後2010年に、この歴史ある実家のドメーヌ「レメリュリ」を継承することを決意したテルモ氏は、ブルゴーニュの名門ルフレーヴで栽培を学んだ姉アマイア、シャトー・ぺトリュスで修行を積んだ、醸造家で親友のパブロ氏と共に世界最高品質のワイン造りに挑戦してきました。大規模な改植や100％自社畑化、有機栽培を実行すると同時に、大幅な収量削減、新樽比率の低下等、「テロワールの個性を覆い隠す全てのものを取り払う」という大改革を断行し飛躍的な品質向上を実現させました。

スペインワインの革命児テルモ・ロドリゲス
パーカーポイント100点満点を有する天才醸造家
リオハのテロワールを誰よりも知り尽くすテルモ氏は、レメリュリの畑に近隣する単一畑のワイン「ラス・ベアタス」で、パーカーポイント「100点満点」を獲得しました。リオハ最高峰の畑の偉大なテロワールを世界に証明したのです。

彼の手掛けるワインは、DRCの「リシュブール'09」と同じ92点を獲得する「ラ・ソシアル・リオハ」やDRCの「エシェゾー'09」と同じ96点を獲得した「リンデス・レメリュリ・ラバスティーダ」等、“究極のカリテプリなワイン”を生み出しています。

“リオハ最古の畑”。修道士が切り開いた“聖なるテロワール”から生まれる別格リオハ
ミュジニー、ロマネ・コンティ、シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョが修道士によって切り開かれたのが9～10世紀。同様に、修道士によって、この「レメリュリ」の地にブドウの木が植えられたのが14世紀です。

目の前にそびえ立つトローニョ山脈のおかげで冷たい北風が遮られ、霜害を免れることができるミクロクリマに恵まれた地を修道士達が「聖地」として崇め、ワイン造りが行われるようになったのが“リオハワイン”の始まりです。

レメリュリでは最も高い所（標高600～800m）に100以上の小区画を持ち、1918年植樹の古樹をはじめとする平均樹齢70年のブドウ樹を保有、全て自然（有機）農法で育てています。

また、世界一と称されるDRCよりも低い収穫量（27hl/ha）を徹底、リオハ古来の品種と仕立てを復活させるなど、天才テルモ氏が戻った「リオハ最古の畑・レメリュリ」では、リオハワイン発祥の地としての威信にかけて、妥協なく最高峰のワイン造りが行われています。

例えるならば、テンプラニーリョで表現する「特級ミュジニー」「特級ボンヌマール」
“大地の震動”と“エネルギー”を感じるワイン
ブルゴーニュより緯度が低く十分な日照量を持ち、また、大西洋と地中海からの風によって昼夜の大きな寒暖差を持つレメリュリの畑では酸度も糖度も凝縮した、比類なきブドウが生まれます。

リオハ最上の区画から造られるレメリュリのワインはスペイン固有品種、テンプラニーリョを主体とするため、味わいそのものは異なりますが、ブルゴーニュと同じ石灰岩土壌由来の引き締まったミネラルや果実の生命力やエネルギーがもたらすスケール感は、まるで特級「ミュジニー」や「ボンヌマール」を想わせます。

しなやかな酸味と豊かなタンニン
力強い果実味で調和の取れた味わい
村の個性を現した至極の赤ワイン
Lindes de Remelluri
VINEDOS DE SAN VICENTE
リンデス デ レメリュリ
ヴィニエドス デ サン ヴィセンテ

しなやかな酸味と豊かなタンニン
力強い果実味で調和の取れた味わい
村の個性を現した至極の赤ワイン
Lindes de Remelluri
VINEDOS DE SAN VICENTE
リンデス デ レメリュリ
ヴィニエドス デ サン ヴィセンテ

レメリュリの南東側に位置するラ・リオハ州、リオハ・アルタ地区のサン・ヴィセンテ村の契約農家のブドウから造られるワイン。
リオハの画一的なブレンドではなく、村の個性を現した至極のワイン。
畑はエブロ河に近い南向き斜面にあり、エブロ河を北上する地中海からの暖かい風の影響を受けるため、ブドウはよく熟し、果実の厚みがあり、力強さのあるワインとなります。

僅かに紫色の残る濃いめのガーネット色。
完熟したプラム、ブラックチェリーの香りに、甘草系の甘いスパイス香、木樽のロースト香などが加わり、複雑な印象です。
力強い果実味があり、酸味はしなやかで、角の取れた豊かなタンニンが余韻へと続きます。
南向きのサン・ヴィセンテらしい豊かな果実味を中心とした調和の取れた味わいです。