マルゴーAOCの中で唯一の格付け第一級として君臨する「シャトー・マルゴー」。
壮麗な城館、高貴な響き、その全てがエレガントでロマンチックです。
1960年代~1970年代のジネステ家所有による不遇の時代を経て、1977年にマルゴーはメンツェロプロス家に売却、大金を投入した改革がはじまり、ボルドー大学のエミール・ペイノー教授がワイン醸造を監督するコンサルタントとなり復活を果たしました。
世界中で愛され続けてきたシャトー・マルゴーは5大シャトーの中で最も女性的なワインと言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と称賛されています。
ワインの女王にたとえられるボルドーワインの中にあって、さらに「ボルドーの女王」と呼ばれるワインを生み出す偉大な造り手です。
- シャトー・マルゴーの歴史と名声は、この土地に宿る卓越した力だけでなく、5世紀にわたり尽力してきた人々の力の賜物でもあります。しかし歴代の中でも、アンドレ・メンツェロプロスほど短期間で重要な役割を担った所有者はおそらくいないでしょう。
アンドレ・メンツェロプロスがそのエネルギーと先見の明でシャトー・マルゴーに注いだ情熱により、短い期間にワインの品質とドメーヌの評判を取り戻し、ボルドーワインの世界的な大ブームを作り出したのです。
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格付け第1級
デキャンター97点獲得
ソーヴィニヨン特有の繊細な酸味が
深い奥行きを生み出すVT2019
PAVILLON BLANC
DU CHATEAU MARGAUX
パヴィヨン ブラン デュ シャトー マルゴー
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格付け第1級
デキャンター97点獲得
ソーヴィニヨン特有の繊細な酸味が
深い奥行きを生み出すVT2019
PAVILLON BLANC
DU CHATEAU MARGAUX
パヴィヨン ブラン デュ シャトー マルゴー
パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーは、5大シャトーの中で最も高貴でエレガンスを極めた「ボルドーの宝石」と称されるシャトー・マルゴーがソーヴィニヨン・ブラン100%で造る白ワイン。
生産量はファーストラベルの約5分の1という希少な1本です。
最大の特徴は、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られている事です。
所有する12haの畑から良質なブドウのみを厳選しており、実際にワインに使われるブドウは全体の約30%。
グラン・ヴァンに匹敵するほどの非常に厳しい選果を行っています。
樽で発酵後、大樽を使用して7~8ヶ月熟成され瓶詰されます。
2019年は、6月降雨によりベト病の発生が危惧されましたが影響は一切なく、ブドウ畑の衛生状態は年を通じて良好に保たれました。
天候の影響により心配された水分不足もほとんど見られず、ソーヴィニヨン特有の酸がうまく保たれたブドウが収穫されました。
綺麗に輝く淡いイエローの色調。
アプリコットや白桃、ほのかにマンゴーの香りが漂い、加えて白い花やラベンダー、ホワイトペッパーのニュアンスを持つ表現豊かなアロマ。
まろやかでコクがありながらも力強さを備え、柑橘果実のジューシーさを感じる豊かな風味がとても長く続きます。
■デキャンター/97点獲得(VT2019)
■ジェームズ・サックリング/97点獲得(VT2019)