シャトーが位置するのはサン・テステフの南端。古い言葉で"砂利の丘"を意味する「コス」という丘の上で、ポイヤックの北境にある、格付け第一級シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあり、ジャン・ギョーム・プラッツが指揮をとっています。
オリエンタル風のシャトーは、かつての園主がインドやアラビア方面を訪れてワインを販売していたころに、その印象強さから建てられたもので、第二次世界大戦中に一度破壊されてしまったが、戦後復旧されました。
- メドックの中でも高い比率でメルローを使うシャトーで、若いうちからまろやかに美味しいが長期熟成も可能な、美味しさの寿命が長いワインを生産しています。
品質も名声もメドックの2級シャトーの中で筆頭格。
メドックの格付けが再度行われれば、1級へ昇格するとの声が高いシャトーです。
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格付け第2級セカンド
緻密度の高さと味わいの深み
しなやかさをはっきりと受け継いだ
第1級に近いスーパーセカンド
PAGODES DE COS
パゴド ド コス
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格付け第2級セカンド
緻密度の高さと味わいの深み
しなやかさをはっきりと受け継いだ
第1級に近いスーパーセカンド
PAGODES DE COS
パゴド ド コス
格付け第1級シャトーに迫る名門と名高い、第2級シャトー・コス・デストゥルネルのセカンドワイン。
パゴド・ド・コスは限りなく第1級に近いスーパーセカンドと称賛されています。
セカンドに用いられるブドウは、コス・デストゥルネルと同じテロワールかつ、同様の注意深い配慮を以って育てられたもので、ファーストとの違いはグラン・ヴァンのブドウ樹に比べて樹齢が若いという点のみ。
ファーストよりは軽めですが、緻密度の高さ、味わいの深みとしなやかさは、はっきりと受け継いでいます。
ブラックベリーやプラムの黒い果実のアロマ、スミレやベルガモット、紅茶のニュアンスが感じられます。
加えてクリーミーさ、バターの風味やスパイス感が溶け込みます。
ベルベットの様な滑らかなタンニンが濃厚な果実味と融合した丸みのある口当たり、生き生きとしたエネルギッシュなワインです。
■ジェームズ・サックリング/94点獲得(VT2019)
■ヴィノス/93点獲得(VT2019)
■デキャンター/93点獲得(VT2019)