オーパス・ワン・ワイナリー は、カリフォルニア州ナパ郡にあるワイナリーである。
ワイナリーは、フランスの名門「シャトー・ムートン・ロートシルト」のフィリップ・ド・ロッチルト男爵と、ナパを代表する「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」のロバート・モンダヴィによる米仏共同の画期的なジョイントベンチャーとして、1978年に設立されました。
同社が唯一生産している「オーパス・ワン」は、ナパが世界に誇る繊細な最高品質の超一級品として、日本でも高い知名度と絶大な人気を得ています。
- オーパスワンとは音楽用語で“作品番号1番”のこと。「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなもの」とロスチャイルド男爵によって命名され、ラベルにはモンダヴィとド・ロッチルト男爵2人の横顔とサインが描かれています。
フランスとアメリカを代表する2つのワイナリーがリリースした、このカリフォルニアワインは今やカリフォルニアワインの最高峰と呼ばれています。
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美しい酸ときめ細やかなタンニンが誘う
濃厚な果実の凝縮度を感じる2011年
OPUS ONE
オーパス ワン
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美しい酸ときめ細やかなタンニンが誘う
濃厚な果実の凝縮度を感じる2011年
OPUS ONE
オーパス ワン
開花時期の多雨と低い気温に悩まされた2011年。
オーパス・ワンでは、地中の水分を減らすため、ブドウの樹の葉と新鞘を多めに残し、樹冠中央の通気をよくするために副梢を取り除く作業を行いました。
これによって、各房の実は小さく、例年よりその数も減りましたが、凝縮度は上がりました。
2011年ヴィンテージは、カベルネ・ソーヴィニヨンの収量が少なかったため、その比率が低くなっています。
赤系果実とカシスのフレッシュなアロマ、紅茶と白胡椒のニュアンス。
オーパス・ワンにはやや珍しくハーブ、ベイリーフなど爽やかな香りも感じられます。
きめ細かなタンニンとクリーミーなテクスチャーが、フレッシュなベリー系の親しみやすい果実味を包みこみ、ほのかなブラックチョコレートの風味がアクセント。
そして、サテンのように滑らかなフィニッシュが訪れます。
リリース直後の今味わっても充分に楽しめる洗練された味わいと同時に、熟成のポテンシャルを感じさせます。