2010年、日本食に合うワインを目標に中村倫久氏がカリフォルニア州ソノマ・コーストに設立したのがナカムラ・セラーズです。
中村氏は、カリフォルニア大学デービス校を卒業後、ハイジ・バレット氏をはじめとした著名な醸造家に師事し、カリフォルニア各地でワインメーカーを努めます。
その際に手がけたワインがワインアドヴォケイト誌で高く評価されるなど、醸造家としての確固たる地位を築いた中村氏は、ワインメーカーとして働きながら自身のワインを造ることを決意。
理想のワインを生み出すブドウを求めてカリフォルニア中をくまなく探し回り、遂にカリフォルニアで最も細なシャルドネとピノ・ノワールを生み出す栽培家のひとつとして名高いサン・ジャコモ・ファミリーの畑へと辿り着きました。
- 2010年に遂に自身の名を冠したノリアを初リリース。
当初300ケースだった出荷量は、わずか2年後の2012年には1300ケースに増量するほど、評判を呼んでいます。
ノリアとは、スペイン語で水車という意味。中村氏は、水車から連想される水、自然、生活の基本的なエネルギーといったシンプルかつポジティブなイメージは、ワインが持つ要素を重ね合わせて考えており、ワインは常に生活の一部であり、その時々の瞬間を輝かせてくれる、いわば花火のような存在であると考えています。
そして、ノリアのロゴである無数の白い点は水しぶきと花火を同時に表現しています。
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ノリアの究極の目標である“繊細さ”を
体現した華麗なピノ・ノワール
果実味が印象的な華やかなワイン
NAKAMURA CELLERS
noria pinot noir
MICHAEL VALENTINE VINEYARD
Freestone
ナカムラ セラーズ ノリア ピノ ノワール
マイケル バレンタイン ヴィンヤード フリーストーン
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ノリアの究極の目標である“繊細さ”を
体現した華麗なピノ・ノワール
果実味が印象的な華やかなワイン
NAKAMURA CELLERS
noria pinot noir
MICHAEL VALENTINE VINEYARD
Freestone
ナカムラ セラーズ ノリア ピノ ノワール
マイケル バレンタイン ヴィンヤード フリーストーン
ノリア・ピノ・ノワール・マイケル・バレンタイン・ヴィンヤード・フリーストーンは、ソノマに位置するオキシデンタル・フリーストーン地区のブドウを使用しています。
この小さな区画は力強いピノ・ノワールを造るラシアンリバーヴァレーの中に位置しながら、カリフォルニア北部では一番冷涼な気候の影響で、他には見る事のできない純粋で華麗なピノ・ノワールを生み出すことで注目を集め始めています。
2015年まではボヘミアン・ヴィンヤードという名前でしたが、相続により同畑が3分割され、ノリアが使う区画はマイケル・バレンタイン・ヴィンヤードという名前に変更されています。
ラズベリー、 スミレ、バラの花弁トフィー白胡椒といった、華やかなアロマ。
純粋で香り高い果実味が層をなして口中に広がります。
絹のような口当たりと活発ながら柔軟な酸が余韻を引き延ばし繊細なフィニッシュへと導きます。
僅かな樽とスパイスからくる甘美なニュアンスがさらにこのワインの魅力を引き立てます。