ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収めたビル・ハーランが「オークヴィルからフランスの格付け第一級に匹敵するカリフォルニア・ワインを作る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。
当時のナパ・ヴァレーは平地でのブドウ栽培が常識でしたが、土地選びに15年かけ、地道な研究と調査の結果、オークヴィルの西の丘陵にある97haの土地を切り開き、海抜68mから374mの北向き、北東向き斜面に等高線に沿って段々畑を造成しました。
試作1987年より公式ファースト・ヴィンテージ1990年、その販売は1996年より開始されました。リリース直後から、カルトワインの称号を与えられ、ワインは年々美しく洗練されています。
ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリーマー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。
ヨーロッパが何百年もかかって培ってきた伝統と技術を、歴史に学び、科学的リサーチをすることにより新旧世界の差を一気に縮めました。
最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、伝統と革新の融合でワインを作りだしています。
R.パーカーはハーランに1994年、97年、01年、02年、07年と5回100ポイントをつけています。
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芳醇な果実味ときめ細やかなタンニン
重過ぎることのない絶妙のバランス
ファーストを超える希少な逸品
HARLAN ESTATE THE MAIDEN
ハーラン エステート ザ メイデン
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芳醇な果実味ときめ細やかなタンニン
重過ぎることのない絶妙のバランス
ファーストを超える希少な逸品
HARLAN ESTATE THE MAIDEN
ハーラン エステート ザ メイデン
ハーラン・レッド・ワインのセカンドワインが、英語で「乙女」を意味するザ・メイデン。
醸造まで全ての工程がハーランと同様に造られ、異なるのは品種構成がカベルネ・フランの比率が高くなっていることのみ。
フィネス、優美さ、複雑味、そして強烈なまでの凝縮感が、重過ぎることのない絶妙のバランスで調和しています。
ロバート・パーカー氏は「ナパ・ヴァレーのラ・ミッション・オーブリオン、シュヴァル・ブラン」と評しており、その品質の高さが伺えます。
セカンドといっても生産量は少なく、ときにファーストをも超える稀少性がある逸品です。
クレーム・ド・カシスのふくよかなアロマに、ヒマラヤスギやチョコレート、エスプレッソなどの官能的な香り。
芳醇な果実味ときめ細やかなタンニン、芯の通った鮮やかな酸のバランスが素晴らしく、その余韻はいつまでも優しく続きます。
飲みごたえがありながらもソフトな面を覗かせる、味わい深い1本。