パトリシオ・パラシオスは、1996年マイボヴァレーの西側に位置するチョルキ渓谷に優れたテロワールの畑を見つけ、トレス・パラシオスを設立しました。
「ブドウそのものを尊重し、畑の個性が表現されたワインにすること」としたワイン造りの哲学の下、チョルキ渓谷の畑の素晴らしいテロワールを忠実に反映したワイン作りをこころがけています。

チョルキ渓谷の東側には、海岸山脈の中でもっとも高い山のひとつ、オルコン・デ・ビエドラ山がそびえ、西は太平洋から30kmに位置し、海と山に囲まれた場所にあり、夏場は海と山から冷涼な風が畑を吹き抜けます。
この恵まれた地理的条件で、畑の気温は暑くなりすぎることなくゆっくりと完熟したブドウが造り出されます。
このセントラルヴァレーの中でも他とは異なるテロワールで栽培されたブドウは、ワインに独自性を与えるとともに、やわらかでエレガントな味わいをもたらします。

トレス・パラシオスではブドウのもつ可能性を最大限に引き出すための革新的な手法を実践できるように、様々なサイズのステンレスタンクを完備。
セラーには質の高いワイン醸造のために必要なすべてを備えた最新式の設備があり、中には約800個の樽を貯蔵することができるバレルルーム、および熟成庫があります。
すべてフレンチオークの樽を使用し熟成したトレス・パラシオスのワインスタイルは、熟していて、まろやかで、バランスがとれていて、常に樽よりも果実味が全面に出た味わいをしています。

設立から間もなく、注目を集めるようになり、主要な国際的ワインコンクールで多数受賞するようになりました。

冷涼な気候がもたらす
フレッシュな酸と繊細な口当たり
心地よい果実味の余韻が続く赤
Vina TRES PALACIOS
Pinot Noir RESERVE
トレス パラシオス
ピノ ノワール レセルブ

冷涼な気候がもたらす
フレッシュな酸と繊細な口当たり
心地よい果実味の余韻が続く赤
Vina TRES PALACIOS
Pinot Noir RESERVE
トレス パラシオス
ピノ ノワール レセルブ

トレス・パラシオス・ピノ・ノワール・レセルブは冷涼な気候がもたらすフレッシュな酸と繊細な口当たりが魅力のワインです。
土壌は火山性の堆積土で、表土は粘土質、下層土は砂利と石灰岩が混ざっています。
収穫の1週間前に、房のまわりの葉を取り除くことで理想的な状態まで熟すよう、またフレッシュさと充分な酸を失わないようにしています。
発酵前に約7日間、8度で低温マセラシオンを行い、色とアロマを抽出し、16～21度にコントロールしながら垂直のステンレスタンクで発酵します。
少量ずつ仕込むのがポイントなので、発酵タンクの下の部分までしかマスト（果醪）を入れません。
こうすることで果皮と果汁との接触面が多くなり、ピジャージュなどでマストに負荷をかけなくてもソフトな抽出が可能となります。
タンクによるマロラクティック発酵後、さらに6ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。

輝きのあるルビーレッド色。
イチゴやラズベリーの赤い果実やスミレのアロマが広がります。
口当たりは繊細でフレッシュ、バランスがとれていて、余韻にも心地よい果実味が続きます。