1958年、40の生産者が集まり設立されたワイナリー。
現在はバローロ (220ha)とその周辺に710haに400以上の契約農家が所属し、ドルチェット、バルベーラ、ネッビオーロ、バローロなどを生産しています。
テッレ・デル・バローロでは二人のアグロノミスト (農学者)が、畑での作業から収穫時期まで細かく指導。訪問したり、サンプルを持ち帰って調べたりするほか、指導教室も開催しています。
これまでも数ヶ所の畑ではオーガニック栽培を行っていましたが、2011年から全ての化学肥料を止めました。ひとつの畑に2~3種のクローンを植え複雑さを出しています。
2003年にアルベルト・マルチシオがエノロゴとなり、これまでのクラシックスタイルからフレッシュで集約のあるモダンなスタイルへと変わり、品質も急上昇しています。
バートン アンダーソンの「ポケットブックイタリアワイン」にバローロ、バルベーラ・ダルバ、ネッビー ロ・ダルバ、ドルチェット・ダルバ等の優良生産者として紹介。
畑名付きの上位クラスのワインは「ガンベロ・ロッソ・ヴィーニ・ディタリア」で1~2グラスが付けられ、高い評価を得ています。
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単一畑ラヴェーラの葡萄で造る
タンニンがまろやかで親しみやすい
クリュ名入りのバローロ
Terre del Barolo
Barolo Ravera
テッレ デル バローロ
バローロ ラヴェーラ
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単一畑ラヴェーラの葡萄で造る
タンニンがまろやかで親しみやすい
クリュ名入りのバローロ
Terre del Barolo
Barolo Ravera
テッレ デル バローロ
バローロ ラヴェーラ
テッレ・デル・バローロ・バローロ・ラヴェーラは、単一畑「ラヴェーラ」の葡萄のみで造る、フレッシュでタンニンがまろやかな親しみやすい、クリュ(畑名)入りのバローロです。
ラヴェーラは、バローロエリアの南西に位置するノヴェッロ村にあり、一部バローロ村にまたがる規模の大きな畑です。
テッレ・デル・バローロが所有する3.64haの畑は、非常にもろく、白いマール主体で粘土が混ざる組成で、密に詰まった土壌は、樹勢を抑え、バランスよく熟した葡萄を育みます。
収穫した葡萄は、除梗・破砕した後、28~30度に温度管理しながら14~18日間発酵します。
タンクを移しながらラッキングし、樽に移しマロラクティック発酵させます。
フレンチオークの樽とスラヴォニアンオークの大樽を使用して18ケ月の熟成後、さらに12ケ月の瓶内熟成を経てリリースされます。
輝きのあるルビーレッド色で、赤い果実のアロマにペッパーやクローヴなどのスパイスが混ざり合っています。
心地よい酸と洗練されたエレガントな味わいが持続し、小さな赤い果実やスパイスの香りの余韻がフレッシュに残ります。