1967年にドイツのモーゼル地方、ユルツィヒでカール・エルベス氏が設立したカール・エルベス。
カール氏は30年余り、有名なクリストフェル・ベレス家のケラーマイスター(醸造責任者)をしていました。
現在は息子のシュテファン氏が当主となり、指揮をとっています。

ブドウ畑はユルツィガー・ヴュルツガルテンとエルデナー・トレプヒェン、そしてエルデナー・プレラートに所有。
そのすべてが非常に厳しい農作業を強いられる崖のような急斜面で、栽培から収穫まで全て手作業で行われています。
ブドウ樹は接木をしていないリースリング種、その多くが古樹で、最高樹齢のものは70~80年になります。

シュテファン氏は、注意深いプドウの選別により特に品質が高いアウスレーゼ(ゴールトカプセル)を生産。
品質向上のため、瓶詰の2週間前まで調と寝かせるなどワインにストレスのかからない醸造方法を追求し、中部モーゼル地方のトップ生産者としての評価を得ることを目標としています。

カール・エルベスが造りだすワインは、高いレベルで非常に安定しており、多くの人々に愛される、まさにリースリングの芸術品といえる味わいです。

生産者達が憧れる最上級の畑
別格の素晴らしさを感じさせる
緻密でエレガントな極上甘口ワイン
Karl Erbes
Erdener Pralat Auslese
カール エルベス
エルデナー プレラート アウスレーゼ

生産者達が憧れる最上級の畑
別格の素晴らしさを感じさせる
緻密でエレガントな極上甘口ワイン
Karl Erbes
Erdener Pralat Auslese
カール エルベス
エルデナー プレラート アウスレーゼ

カール・エルベス・エルデナー・プレラート・アウスレーゼは、銘醸畑プレラートのブドウで造られたとても貴重なワインです。
「プレラート」の畑はモーゼルの生産者の間で憧れとされる最上級の畑として知られており、その中でもかつてイン・オンネルツと呼ばれたオリジナルの0.4haの区画を所有する事は夢とされてきました。
しかし、エルベスは長い交渉の末に区画の一部を借り受け、耕作できる権利を得たのです。

プレラートはよく赤色粘板岩土壌と説明されていることが多いですが、エルベスが栽培する区画の土壌は青色粘板岩です。
崖とモーゼル川の岸の間の狭いブドウ畑は完璧と言える南西向き。日当たりの良い急斜面で、豊かなトロピカルフルーツのアロマを持ちながら、同時に非常に緻密でエレガントなワインを生み出します。

素晴らしく明瞭かつフレッシュさがあり、非常に集約されたアロマはレモンやグレープフルーツと同時に、火打石を打ったような香りが感じられます。
口に含むと丸みがありジューシーな刺激が感じられ、ミネラルからくる塩味、極めて上品で極上の味わいです。