ブルゴーニュ白ワインの都と称されるムルソーに本拠を置くネゴシアンがヴァンサン・ジラルダンです。
ジラルダンでは「畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに」という哲学を掲げワイン造りに取り組んでいます。
畑は昔同様の方法で人の手間をかける一方、醸造では温度管理のできる完璧な近代設備を持つワイナリーがとても重要であると考えています。
- また、プドウの購入先となる契約農家とは密な関係を保ち、収量制限を行い、農薬や化学肥料などを極力使用しない農法を指示するなど、プドウの品質向上に努めています。
ジラルダンでは「一番重要なのはスタンダードが高いクオリティを持つ事」と語っており、彼らが目指すブドウ畑重視の姿勢と自然な醸造によって生み出されるワインは、著名な評論家やワイン愛好家から高い評価を得ています。
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ヴァンサン・ジラルダンが魅せる
ポマールに近い骨格を備えた
リッチなスタイルのヴォルネイ
VINCENT GIRARDIN
VOLNAY Les Vieilles Vignes
ヴァンサン ジラルダン
ヴォルネイ レ ヴィエイユ ヴィーニュ
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ヴァンサン・ジラルダンが魅せる
ポマールに近い骨格を備えた
リッチなスタイルのヴォルネイ
VINCENT GIRARDIN
VOLNAY Les Vieilles Vignes
ヴァンサン ジラルダン
ヴォルネイ レ ヴィエイユ ヴィーニュ
ヴァンサン・ジラルダン・ヴォルネイ・レ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、ヴァンサン・ジラルダンが手掛ける村名ワインの中でも、重要かつ権威あるもので、リッチなスタイルのヴォルネイです。
四つの区画の葡萄を使っており、そのうち一つはエズ・ブランシュと呼ばれる丘の頂上に位置する畑で、石が多く水はけがよい、非常に痩せた土壌に植えられています。
残りの三つは丘の麓にあり、レ・グラン・シャン、レ・パスキエ、レ・プリュショと呼ばれる区画です。
収穫した葡萄は一部を除梗し、温度管理されたステンレスタンクで3週間発酵させ、柔らかく圧搾します。
その後フレンチオークの樽(新樽15%)で、澱と共に14ヶ月以上熟成し、ろ過も清澄もせず瓶詰めされます。
すみれの花やブラックチェリー、ブラックベリー、ミネラルの豊かな香りがあります。
味わいは濃縮していて、バランスがとれています。
ヴォルネイは一般的にエレガントと言われるワインですが、ヴァンサン・ジラルダンのヴォルネイはリッチなスタイルが特徴です。
ボディ、骨格、リッチさという点では、よりポマールに近いと言えます。