品質向上が目覚ましいリベイロで最も注目される自然派ワイナリー。生産の9割近くが地元で消費され、スペイン国内でも殆ど流通していませんが、隠れた逸品として高い評価を集めています。アビア川渓谷を見下ろす高地にある畑は、中世よりその良好な日当たりで「ワインの黄金の道」と称されるほど複雑な土壌に恵まれています。地元品種と新しい技術の調和による品質重視のワイン造りで多くの信頼を集めています。

ガリシアの隠れた逸品
生産の90％が地元で消費される為、スペイン国内でもよほどの目利きしか知らないガリシアの隠れた銘醸ワイナリー。あのジャンシス ロビンソン氏をして、「このワインを見つけ出してくれたバイヤーに感謝！」と言わしめた区画限定のアルバリーニョを初め、地元品種に息吹を与えるワインで知る人ぞ知る存在です。 ワイナリー名の「コト デ ゴマリス」は、古い教区の名前でワイナリーがある村の名前にもなっている“ゴマリス（Gomariz）”から名付けられました。村名のゴマリスは「ブドウの樹の新芽」を意味する“ゴマリサ（gomariza）”という言葉に由来していますコト デ ゴマリスを最も有名にしているのは何よりも、修道士の手によりイベリア半島で最初にできたクロ（石垣）で囲まれたブドウ畑であり、その歴史は10世紀に遡ります。当時から “リベイロの黄金の道“として知られていた銘醸地にワイナリーを構えています。

何をとってもリベイロで最も素晴らしいワイナリー
歴史は、1970年代後半、恵まれたテロワールと消え行く地ブドウの価値にいち早く注目した先代に始まります。現オーナー、リカルド カレイラ氏の父カコがこの地に移り住んだ1970年代は、世界的にもまだクオリティワインに対する意識が低かったこの時代。そんな時代に8年もの歳月をかけて畑の植え替えを行い、フィロキセラ禍以前のこの地方のあるべき姿に戻しました。そうして手をかけた畑は、テロワールに対する深い理解の賜物。ゴマリスでは、ここでしか造れないワイン、土地の個性を表現したワイン造りを行っています。今では約32ヘクタールの自社畑で地ブドウ品種が40以上の異なる区画で栽培されています。畑は美しい石で築かれた段々畑になっているのが特徴です。コト デ ゴマリスは、リベイロの前衛的な、または解釈によってはむしろ伝統の救済者として欠かせない造り手であり、リベイロが白ワインだけではなく特徴ある魅力的な赤ワインを生み出すことができるワイン産地であることを証明するパイオニアであり続けています。

自然と伝統を尊重する畑仕事
ゴマリスはリベイロD.O.の最北エリアに位置し、典型的な花崗岩性の砂質土壌に加えて谷の中央部にはシスト土壌と粘土質土壌が帯状に広がっており、並外れた複雑性をワインに与えています。日照量に恵まれた南東南西向きの畑では、非常に優れた新鮮さを失うことなく、完熟したブドウを得ることができます。ブドウ栽培には福岡正信とルドルフ シュタイナーの理論を取り入れています。私たちの畑は有毒性のものとは一切無縁です。

フレッシュ感と力強さがバランスした
生命力溢れるガリシアブレン
Coto de Gomariz
Coto de Gomariz
コト デ ゴマリス
コト デ ゴマリス

フレッシュ感と力強さがバランスした
生命力溢れるガリシアブレン
Coto de Gomariz
Coto de Gomariz
コト デ ゴマリス
コト デ ゴマリス

何をとってもリベイロで最も素晴らしいと謳われるガリシアの銘醸ワイナリー、太陽の光がたっぷりと降り注ぐゴマリスの畑は、10 世紀の昔にはすでに「リベイロの黄金の道」として知られた銘醸畑。シトー派修道僧が築いたイベリア半島最古のクロ（石垣） を所有し、美しい石に囲まれた段々畑でブドウを栽培します70 年代からシュタイナーのビオディナミと福岡正信メソッドに従うリベイロ自然派のパイオニアです。また、品質向上が目覚しいリベイロで、最も注目される造り手の一つ。スペイン国内でも殆ど流通していませんが、隠れた逸品として高い評価を集めています。アビア川渓谷を見下ろす高地にある畑は、より複雑な土壌に恵まれ、設立以来30年近く、地元品種と新しい技術の調和による品質重視のワイン造りを続けています。

中世よりガリシア地方で最も優れた畑の一つと謳われた【ゴマリス村】のブドウのみを使用。秘境リベイロの南・南東向きの斜面に位置し、花崗岩・粘土・シスト土壌から生まれた個性豊かなブドウで造られる、伸びやかで見事な白ワイン。トレイシャドゥーラ種主体による華やかな香りと北スペインならではのシャープな酸が心地よく楽しめます。ミネラルを感じる活き活きとした柑橘類、芳醇な果実味は滑らかな口当たりと生姜のようなスパイス感を引き出します。口当たりはシルキーで酸味の効いたオレンジやレモン、マルメロのニュアンスも感じられます。