クロ・デ・フは2009年、世界的地質学者ペドロ・パッラ氏が、ブルゴーニュで経験を積んだ醸造家フランソワ・マソック氏と2人の有志の4人で立ち上げた、渾身のワインプロジェクトです。
ペドロ・パッラ氏は、『良質なワインを生み出すには”テロワール”を知らなければならない』と、初めてチリワインに本当の意味でのテロワールの概念を持ち込み、数々のスーパープレミアムなチリワインを成功させてきた、世界が注目するテロワリスト。
デキャンター誌が選ぶ、世界で最もワイン業界に影響力を与えた人物50人(デキャンター50パワーリスト)に3度も選出されています。
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クロ・デ・フは、チリのブドウ栽培が主流とされている地域には目もむけず、マジェコやイタタ、マウレの沿岸部、アコンカグアの高地の斜面などの地層と気候に可能性を見出し、古木や特別なクローンを栽培。
世界を興奮させるワインを生み出し、ワイン業界で話題となっています。
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イタタ地区(火山性玄武岩)雨量が多く
繊細さを持ち合わせる畑
ロクラ ウノに比べ肉厚、果実の密度が
高く、丸みを帯びた口あたり
Clos des Fous
Chardonnay Locura 2
クロ デ フ
シャルドネ ロクラ ドス
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イタタ地区(火山性玄武岩)雨量が多く
繊細さを持ち合わせる畑
ロクラ ウノに比べ肉厚、果実の密度が
高く、丸みを帯びた口あたり
Clos des Fous
Chardonnay Locura 2
クロ デ フ
シャルドネ ロクラ ドス
ロクラ=「狂気」の名をあえて付けた、究極の土壌を厳選して生みだすクロ デ フのシャルドネ。冷涼で、ペドロ パッラ氏の地質調査によって選び抜かれた土地ですが、驚くべきは、いずれもチリワイン産業の中心地から遥か遠い地域にある点です。パッラ氏でなければ探しえない秘境という点、「狂気」なワインのネーミングにもぴったりです。
ロクラ ドゥエ「狂気2」
ブドウ畑はチリ南部の産地、イタタ ヴァレーのブドウを使用します。
首都サンチャゴからは南に400km、チリ南部の産地は最近まで忘れさられていました。このため、長きにわたり小さな畑を持つ農民が家庭用や南部の地域用に、古くから栽培されてきた樹齢100年を超えるブドウをコツコツと自然農法で栽培し続けていました。
土壌は古生代の花崗岩質土壌で小さく粉砕された多くの石英などを含む、卓越したワインを生むには理想的な土地で、経済の発展が遅れたことから機械化や薬品の使用もなく有機的栽培のみが長く行われてきました。
ロクラ ドゥエのシャルドネは、イタタ ヴァレーの比較的日照量の豊富な地区で栽培されています。(樹齢30年以上)
チリ南部、イタタ産の新鮮で果実味が豊かなシャルドネです。花や白い新鮮な果実をノーズに感じ、高い酸がフィニッシュまで続きます。口当たりは程よい重さがある白ワインです。