マルゴーAOCの中で唯一の格付け第一級として君臨する「シャトー・マルゴー」。
壮麗な城館、高貴な響き、その全てがエレガントでロマンチックです。
1960年代~1970年代のジネステ家所有による不遇の時代を経て、1977年にマルゴーはメンツェロプロス家に売却、大金を投入した改革がはじまり、ボルドー大学のエミール・ペイノー教授がワイン醸造を監督するコンサルタントとなり復活を果たしました。
世界中で愛され続けてきたシャトー・マルゴーは5大シャトーの中で最も女性的なワインと言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と称賛されています。
ワインの女王にたとえられるボルドーワインの中にあって、さらに「ボルドーの女王」と呼ばれるワインを生み出す偉大な造り手です。
- シャトー・マルゴーの歴史と名声は、この土地に宿る卓越した力だけでなく、5世紀にわたり尽力してきた人々の力の賜物でもあります。しかし歴代の中でも、アンドレ・メンツェロプロスほど短期間で重要な役割を担った所有者はおそらくいないでしょう。
アンドレ・メンツェロプロスがそのエネルギーと先見の明でシャトー・マルゴーに注いだ情熱により、短い期間にワインの品質とドメーヌの評判を取り戻し、ボルドーワインの世界的な大ブームを作り出したのです。
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格付け第1級セカンド
たくましさと絹のようななめらかさ
未だかつてないほどの豊かなタンニン
余韻の長さが印象的なVT2018
PAVILLON ROUGE
DU CHATEAU MARGAUX
パヴィヨン ルージュ
デュ シャトー マルゴー
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格付け第1級セカンド
たくましさと絹のようななめらかさ
未だかつてないほどの豊かなタンニン
余韻の長さが印象的なVT2018
PAVILLON ROUGE
DU CHATEAU MARGAUX
パヴィヨン ルージュ
デュ シャトー マルゴー
5大シャトーの中で最も高貴でエレガンスを極めた「ボルドーの宝石」と謳われるシャトー・マルゴーのセカンドワイン。
2018年のボルドー地区は、20世紀初頭以降で最も暑い年となり、フランスの年平均気温を1.4℃上回る数値を記録。春の長雨により一部のシャトーではべと病が広がった一方で、夏から収穫期にかけては温暖な気候と好天に恵まれました。時に異常とも言える天候に見舞われ、非常に困難な状況だったにも関わらず、多くのシャトーの努力の結果、2018年は非常に良い特徴を示したヴィンテージとなりました。
たくましさと絹のようななめらかさ、そして余韻の長さが印象的。テイスティングの最初から最後まで、タンニンが優しく寄り添います。これほどまで高数値のタンニンを含むパヴィヨン・ルージュはいまだかつてありません。しかもテイスティングのどの段階においても収斂性をまったく感じさせない仕上がりです。
■ワインアドヴォケイト誌/93点獲得(VT2018)
■ジェームスサックリング/95点獲得(VT2018)