「ロス・ヴァスコス」は、チリに移住したスペイン・バスク地方出身のエチェニケ家により1750年に創業された、歴史と格式のあるワイナリーです。

1988年、ボルドー５大シャトーの筆頭「シャトー・ラフィット・ロスシルド」を擁する「ドメーヌ・バロン・ド・ロスシルド」が経営権を取得。経営パートナーとなり、新しい時代を迎えます。チリのテロワールに魅了され、チリで本格的なワインを造りたいと考えていたボルドーの名門シャトーに選ばれたのが、「ロス・ヴァスコス」だったのです。

新星「ロス・ヴァスコス」が目指したのは、チリで造るワインを世界の最高峰レベルにまで高めること。以降、上質のワイン造りに最適なテロワールの魅力を最大限に活かせるよう徹底的な改革が行われました。その結果、今ではボルドーのシャトーものにもひけをとらないエレガントなチリワインを生み出しています。

コルチャグア・ヴァレー中部に所有するブドウ畑は、作付面積640haと同地区では最大規模。広大な畑を持ちながら、殺虫剤や除草剤などの化学物質を使わない栽培方法を採用し、グリーンハーヴェストによる収量制限を行うなど、手間のかかる栽培を行っているのも品質にこだわる証し。 ボルドーのトップシャトーに磨かれて四半世紀、そのクオリティーは今もなお向上し続けています。

上品でクラシックな風味が魅力的
ボルドースタイルのチリのカベルネ
LOS VASCOS
CABERNET SAUVIGNON
ロス ヴァスコス
カベルネソーヴィニヨン

上品でクラシックな風味が魅力的
ボルドースタイルのチリのカベルネ
LOS VASCOS
CABERNET SAUVIGNON
ロス ヴァスコス
カベルネソーヴィニヨン

ロス・ヴァスコスの名を世に知らしめた、同ワイナリーを代表するワイン。
どの年代のものにも共通して、熟した果実の風味と瑞々しいアロマが魅力で、しなやかで肉付きの良いストラクチュアを備えています。
果実のポテンシャルをそのまま活かすため、温度管理されたステンレスタンクで醗酵・熟成。樽で熟成しないことでフレッシュ＆エレガントに仕上げられています。

カベルネ・ソーヴィニヨン種特有のタニックですがすがしい気品が漂います。
しっかりとしたコクと滑らかな口当たりが楽しめる、バランスの良さも魅力。
フィニッシュは、チリワイン独特の月桂樹やユーカリのヒントが感じられます。