リブランディ社は、ティレニア海とイオニア海に挟まれたイタリア半島のつま先部分に位置するカラブリア州を代表するワイナリーです。
カラブリア州は、ギリシャの植民地として古代ギリシャ時代から栄えた州で、紀元前の文化を今に伝える遺跡なども数多く点在しており、当時からワイン造りも盛んに行なわれていたと言われています。
リブランディ社があるのは、カラブリア州のなかでもイオニア海に面した小さな街、チロ・マリーナ。素晴らしい粘土質の土壌で、イオニア海とシーラ山地に挟まれたその地形から、昼夜の寒暖差がもたらされ、ブドウ栽培に適した土地として知られています。
- リブランディ家は、そうした地の利を生かし4世代にわたってブドウ栽培を行ってきた栽培農家でしたが、1950年、アントニオ・リブランディ氏が自社でのワイン生産をスタート。現在は、弟のニコデモ・リブランディ氏とともに、ワイナリーを経営しています。
1998年から同社のコンサルタントを務める醸造博士のドナート・ラナーティ氏とともに、カラブリア州の土着品種を使ったワイン造りや、マリオッコやマントニコなど、失われつつある古代品種の復活にも力を注ぎ、ワインを通してカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えています。
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南イタリアの古代土着品種
グレコ・ビアンコを使った辛口の白
Librandi CIRO Bianco
リブランディ チロ ビアンコ
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南イタリアの古代土着品種
グレコ・ビアンコを使った辛口の白
Librandi CIRO Bianco
リブランディ チロ ビアンコ
ガリオッポと同様、カラブリア州の古代土着品種であるグレコ・ビアンコ種から造られた、リブランディ社を代表する白ワインです。
グレコ・ビアンコ種は、カンパーニア州のグレコ種とは全く異なるブドウ品種ですが、どちらもギリシャから持ち込まれたことにより「グレコ」と名付けられました。
フレッシュな柑橘類の香りに加え、グレコ・ビアンコ種独特の爽やかな花の香りが広がります。
苦味と酸味のバンランスも良く、すっきりしたやや辛口の味わい。
果実味豊かなしっかりとしたボディも魅力です。
地元では特産品となっている「Peperoncino(トウガラシ)」を使った料理と一緒に飲まれることもあり、辛味の効いた料理との相性は抜群。もちろん、魚介類やパスタ料理にもお勧めです。
2013年 ジャパン・ワイン・チャレンジ
銅賞 2014
2012年 ジャパン・ワイン・チャレンジ
銅賞 2013
2012年 デカンター 93/100P,
2013年TOP50ワイン
2012年 ビベンダ/4グラッポリ
(イタリア) 2014版
2011年 ビベンダ/3グラッポリ
(イタリア) 2013版
2011年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/1ビッキエーレ (イタリア) 2013版
<他多数>