四季豊かな日本風土を活かしたワイン造りを求め、鹿児島に本社を持つ本坊酒造が、1960年、洋酒製造の拠点として山梨県笛吹市石和町に山梨マルスワイナリーを設立しました。
以来、この地の土壌と気候に謙虚に耳を傾け続け、世界に通じるワインを目指してきました。
「芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニー」をテーマに、穂坂地区(韮崎市)、石和地区(笛吹市)、白根地区(南アルプス市)、御坂地区(笛吹市)、牧丘地区(山梨市)を中心に、山梨の土壌が育む葡萄からCh.Mars(シャトー・マルス)シリーズに代表される、自然が豊かに薫る格調高いワイン造りに尽力しています。
20年以上ワイン造りに従事してきたワイン醸造責任者の田澤長巳は「ワインはその年の天候によって味わいが大きく変わるお酒です。季節感を大事にし、旬を重んじる日本人にピッタリのお酒だと思います。もっと気軽にワインに親しんで、ワインから季節感や旬を感じ取っていただけたら。」という想いを込め、「日本人のための日本のワイン」の造り手として、風土の味を活かしたワイン造りに邁進しています。
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清涼感のある果実香を
やさしく包み込んだ樽香
しっかりとしたボディの辛口白ワイン
Chateau Mars
Prestage Koshu
シャトーマルス
プレステージ 甲州 樽発酵
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清涼感のある果実香を
やさしく包み込んだ樽香
しっかりとしたボディの辛口白ワイン
Chateau Mars
Prestage Koshu
シャトーマルス
プレステージ 甲州 樽発酵
山梨県韮崎市穂坂地区は、三角形をした甲府盆地の北西側の角から立ち上がる広大な茅ヶ岳山麓に位置する県内を代表するワイン醸造葡萄の産地です。
標高400~700mの山麓南西斜面は、日照時間が長く「少雨冷涼気象区」に属し、風通しや、やや粘性のある土壌がもたらす自然環境から育まれる葡萄は、凝縮度が高く腰の強い味わいのものとなります。
「甲州樽発酵」は、穂坂産甲州種のフリーラン果汁を、樽で発酵・熟成させることにより、清涼感のある果実香を優しく包み込んだ樽香と、しっかりとしたボディ感のある味わいが特徴の辛口ワイン。
マルスワインの技術に裏付けられたプレステージ・クラスの逸品です。
全体に淡いイエロー。樽由来の薄い麦わら色を帯びている。
新鮮なナシ、カリンといった果実香、白い花の香や、ミネラル感のある香を、アーモンドやナッツを思わせる樽香が包み込み、バランス良く調和している。
清涼感のある果実味と引き締まった酸味があり、口の中で硬いがしっかりとした膨らみを感じる。余韻に心地よい樽香が残る。
新鮮な香りと適度なコクが、和食全般に相性が良い。貝類・甲殻類の料理、洋食ではムニエルや白ワイン煮、鶏や豚等、重くない白身の肉料理にも組み合わせとして適している。
■国産ワインコンクール2015
甲州辛口カテゴリー/銅賞受賞
(2014)