シャトーが位置するのはサン・テステフの南端。古い言葉で"砂利の丘"を意味する「コス」という丘の上で、ポイヤックの北境にある、格付け第一級シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあり、ジャン・ギョーム・プラッツが指揮をとっています。
オリエンタル風のシャトーは、かつての園主がインドやアラビア方面を訪れてワインを販売していたころに、その印象強さから建てられたもので、第二次世界大戦中に一度破壊されてしまったが、戦後復旧されました。

- メドックの中でも高い比率でメルローを使うシャトーで、若いうちからまろやかに美味しいが長期熟成も可能な、美味しさの寿命が長いワインを生産しています。
品質も名声もメドックの2級シャトーの中で筆頭格。
メドックの格付けが再度行われれば、1級へ昇格するとの声が高いシャトーです。

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格付け第2級
シャトー・コス・デストゥルネルの
入門編キュヴェは、熟した果実の
アロマと芳醇な果実味が魅力
G D’ESTOURNE
ジェ デストゥルネル
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格付け第2級
シャトー・コス・デストゥルネルの
入門編キュヴェは、熟した果実の
アロマと芳醇な果実味が魅力
G D’ESTOURNE
ジェ デストゥルネル
格付け第一級シャトーに迫る名門と名高い、シャトー・コス・デストゥルネル。
「ジェ・デストゥルネル」は、コス・デストゥルネルと同じ醸造チームがメドック北部のブドウを使って造る赤ワインです。
2019年ヴィンテージよりグレ・バイ・コス・デストゥルネルから、ジェ・デストゥルネルに名称が変更されました。

外観は輝きのあるダークチェリーレッド色。カシスやプラム、ブラックベリーなどの黒系果実のアロマに、タバコやチョコレートのニュアンスが立ち上ります。
口に含むと広がる、凝縮した黒系果実味とメルロ由来のシルキーなタンニン。美しい酸が絡み合い、味わいをエレガントに演出してくれます。余韻に感じられるコーヒーやミントのような風味を伴う複雑なニュアンスを、最後まで愉しめる1本です。