ル・ドメーヌ・ダンリは、“シャブリの帝王”とも呼ばれるミッシェル・ラロッシュ氏が、人生の集大成として選んだ「テロワール・シャブリ」の究極を体現する「オートクチュール」とも呼ぶべき小規模ドメーヌです。

氏は僅か6haの小規模零細ドメーヌから、世界的に著名な100ha超の銘畑を所有するクオリティネゴシアンに発展させた、シャブリを代表するワイナリーを築いた大人物。

その名がワイン史に燦然と輝くのは、大規模ワイナリーながら、最高峰の品質を誇るワインを生み続けてきたことにあります。

ル・ドメーヌ・ダンリから生みだされるワインは、“クチュリエ”ミッシェル氏による「手造りの1本」、「洗練を究めるように磨きあげられた、一点の曇りもなき緊張感のある芸術的領域に達したワイン」。
ACシャブリはトップクラスの造り手による1級シャブリに比肩し、1級フルショームのワインは、同じくトップクラスの造り手によるグラン・クリュのレベルに匹敵するほど。

中でも、“シャブリの至宝”とも言える樹齢83年の古木のブドウのみで造られるフラッグシップワイン「エリタージュ」は、もはやAOCを超越し「芸術の領域」に達したワインと言っても過言ではありません。

それは、単なる味覚の優劣を超え、音楽や絵画等と同様の「芸術領域」の価値感を備えた「神に祝福されたワイン」なのです。

ル・ドメーヌ・ダンリは、ミッシェル氏にとっての「人生の集大成」であり、「伝説の最終章」であると同時に名門ラロッシュ家の6代目、7代目へと連綿と引き継がれてゆく「永遠への始まり」でもあるのです。

ミネラルを中心とした華やいだ香り
凝縮度の高い力強い果実味
漲る自然のエネルギーを感じられる白
Le Domaine d'Henri
Chablis
ル ドメーヌ ダンリ
シャブリ

ミネラルを中心とした華やいだ香り
凝縮度の高い力強い果実味
漲る自然のエネルギーを感じられる白
Le Domaine d'Henri
Chablis
ル ドメーヌ ダンリ
シャブリ

1988年、1989年、2001年に植樹された区画から。
マリニー村北部の畑と特級ヴァルミュールに続く、南東向き斜面の山側の畑のブドウを中心に造られています。
華やかで、ワインの隅々まで冴え渡る美しい酸とミネラルが心地よさをもたらし、よく熟したブドウから、漲る自然のエネルギーを感じられる1本。

ミネラルの香りを中心に、完熟したグレープフルーツやゴールデンデリシャスのような華やいだ香り。
凝縮度の高い力のある果実味、シャブリらしいしっかりとしたピュアなミネラル、鮮度感の高い酸のバランスが良く、心地よい緊張感があります。
ACシャブリながら、堂々とした高潔で品格を備えたワイン。