ヴェネト州にあるワイナリー「カヴァルキーナ」は、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでつけられた地域名を、そのままワイナリー名にしています。
ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァ地域で最も重要なワイン生産者として記録され、 オーストリアのハプスブルグ家の地図には、第1級、第2級の格付けで記載されていました。 1962年、伝統品種で新しいブレンドの白ワインを造り、 「クストーツァ」と名付けました。 質より量の時代でしたが、品質重視を貫き努力を重ね、1971年にはD.O.C.と指定されるまでになりました。
プドウの個性を変えるのではなく強調することをモットーとし、同じ畑でも造り手が違えば全く違うワインになることから、人もテロワールの大切な要素のひとつと考え、飲んだ人が「これはカヴァルキーナ」と分かるワイン造りを目指しています。
ヴィンテージによる品質の差はほとんどなく、その安定感に絶大な信頼がよせられ、地元ヴェローナの多くのレストランでも人気を博しています。
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ベストワイン年鑑で91点を獲得(VT2017)
凝縮されたブドウの甘みに、ほのかな苦み
妻への感謝と愛情から生まれたロゼ
CAVALCHINA
LA ROSA PASSITO
カヴァルキーナ
ラ ローザ パッシート
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ベストワイン年鑑で91点を獲得(VT2017)
凝縮されたブドウの甘みに、ほのかな苦み
妻への感謝と愛情から生まれたロゼ
CAVALCHINA
LA ROSA PASSITO
カヴァルキーナ
ラ ローザ パッシート
ラ・ローザ・パッシートは、妻への感謝と愛情から生まれた甘口ロゼワイン。
ルチアーノは、結婚10周年の記念日に、バラの代わりにこのワインを24本箱に詰めてプレゼントしたそうです。
モスカート(白用ブドウ)とモリナーラ(赤用ブドウ)をパッシート(陰干し)して造っています。
陰干して、糖分が潜在アルコール度18%になったら(通常は12月)破砕し、発酵前に2~3日醸しを行います。
果皮を取り除きタンクに入れ、10~15日発酵させますが、アルコール度が約14%になったら、糖分とアルコールのバランスをとるため移し替えをして発酵を止めます。
モスカートがわずかにビターなトーンを持つため、飲みやすくバランスをとることを大切にしています。
翌年の春に瓶詰めします。
ストロベリーやサクランボを思わせる香り。
最大限に凝縮されたブドウ本来の甘みに、ほのかな苦みが感じられる、とても素晴らしいバランスのワインです。
■ガンベロ・ロッソ2017
/2グラス(VT2017)
■イ・ヴィーニ・ディ・
ヴェロネッリ2017
/3星90点(VT2017)
■ルカ マローニ ベスト
ワイン年鑑2017
/91点獲得(VT2017)