バスクの微発泡ワイン「チャコリ」を代表するワイナリーの1つ
チャコリ・プリモ(Txakoli Primo)は、ピレネー山脈の西側、スペイン北東部とフランス南西部の国境を挟んで広がるバスク地方で造られる伝統ワイン「チャコリ」を代表するワイナリーの1つです。
1989年に認定された最も古いバスク州ギプスコア県に位置する伝統的なチャコリの産地、DOゲタリアコ・チャコリーナに畑を所有。海沿いの町ゲタリアを中心に、急斜面の畑で潮風を浴びて育つブドウからワインが造られます。
チャコリ・プリモは、地元消費中心だったチャコリを品質と安定性の両面から磨き上げ世界市場でも評価される存在へと成長させた優れた造り手です。

- 1953年創業、家族の名を冠したチャコリ造り
チャコリ・プリモは1953年、アンドレス・エチャベ・オラスコーガがサラウツのウンサイン・ブルア地区に1ヘクタールのブドウ園を購入し設立されました。ワイナリー名は、彼の父親の名前ホセ・プリモ・エチャベの名に由来しています。
創業当初は小規模生産でしたがチャコリ需要の拡大を受け、1995年にサラウツのアベンダーニョ・カレア地区へ設備を移転。
家族の歴史と地域文化を背景に、伝統を守りながらも現代的な品質管理を取り入れ、チャコリ・プリモは確固たる地位を築いています。

- 土着品種と低温管理が生むピュアな味わい
チャコリはバスク地方固有の土着品種である白ブドウのオンダラビ・スリ、黒ブドウのオンダラビ・ベルツァを使用してワインが造られています。
チャコリ・プリモでは、チャコリ特有の高い酸とフレッシュなアロマを保持するため、収穫したブドウを低温管理したステンレスタンクで発酵することで果実本来の個性を引き出しています。
伝統的な微発泡スタイルを軸にしながらも技術向上により安定した品質を実現。チャコリ・プリモは、土地と品種の特徴を明確に表現する製造哲学を貫いています。

- 爽快な酸と微発泡、料理を引き立てる食中酒
チャコリ・プリモが手掛けるチャコリは、軽快な口当たりとキレのある酸味が最大の特徴です。柑橘類や青リンゴを思わせる香り、微発泡による清涼感が飲み疲れしない見事なバランスを生み出します。
現地のバルでは「エスカンシア」と呼ばれるグラスの20センチほど上から注ぐスタイルで提供されています。この独特な注ぎ方は、チャコリの香りを開かせ、力強い酸を和らげるため、そして適度に泡を立たせるためと言われています。
シーフードとの相性は抜群で白身魚や甲殻類はもちろん、ピンチョスやタパスといった軽い前菜、刺身や唐揚げなど和食とも好相性。チャコリ・プリモは、食中酒として完成度の高い1本です。










































