ボルドー、ジロンド川の河口右岸のブールジェ・プライ地域にあるシャトー・モンデジール・ガザン。
1990年、元フリーのカメラマンであったマルク・パスケがブライエの南、プラサックにあるシャトーと11haの畑を購入すると、初リリースの1990、1991VTから金賞を獲得するなど、早い時期から才能を発揮してきました。
シャトー・モンデジール・ガザンは、南向きのガザンと、ジロンド河の河口を見渡せるモンデジールという、二つの丘の斜面の畑の区画から名付けられており、ガザンの畑では主にメルロを栽培しています。
- 2003年に完成した現在のセラーは厚い石灰岩の壁で作られているため、温度は自然と10~16度に保たれています。
発酵用タンクの形は一般的なタンクと異なり、円柱で横に広く縦が短いものを使用しています。
そのため果皮と果汁の接触が増え、ピジャージュやポンピング・オーバーの回数を減らすことができ、タンニンの質が良くなります。
樽はすべて、ラドゥー社、シルヴァン社のフレンチオークのミディアムローストを使用しています。
新樽比率は1/3まで。長く熟成させる中で、樽の個性が和らぎ、ワインの味と調和がとれるようになります。
- マルク・パスケは「果実味があること」を最も重要なことと捉えており、果実味の美味しさを楽しむなら10年くらいの熟成が丁度いいと考えています。
「ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス547」の「10年後ティスティング』で、モンデジール・ガザン・ブライ2001が、《ベストボルドー2001)に選出。
ヒュー・ジョンソン「ポケット・ワイン・ブック2018」に、モンデジール・ガザンがブライ・コート・ド・ボルドーの、オー・モンデジールがコート・ド・プールのトップワインとして掲載されました。
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フレッシュな酸
樽からくるバニラの風味
バランスのとれた上品な味わい
CHATEAU MONDESIR GAZIN
BLANC
シャトー モンデジール ガザン
ブラン
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フレッシュな酸
樽からくるバニラの風味
バランスのとれた上品な味わい
CHATEAU MONDESIR GAZIN
BLANC
シャトー モンデジール ガザン
ブラン
シャトー・モンデジールの畑は、粘土石灰岩土壌で、目の前にジロンド河が広がり、その影響を受けています。
品種ごとにコンクリートタンクで18度の低温に保ちながら発酵。
その後、400Lのフレンチオーク樽(新樽15%)に移し、9ヶ月熟成させます。
アロマティックなソーヴィニヨン ブランの香りが強く出すぎないよう、セミヨンをブレンドすることでバランスを取っています。
酸、果実味、ボディのバランスが素晴らしく、樽の要素はとても上品でエレガントです。
フルーツよりも花のアロマの印象が強いです。酸化に耐性があり、抜栓3日後でも美味しく飲めます。
汎用性が高く、和食や中華など幅広く合います。
■AB・ユーロリーフ/オーガニック認証