マルゴーAOCの中で唯一の格付け第一級として君臨する「シャトー・マルゴー」。
壮麗な城館、高貴な響き、その全てがエレガントでロマンチックです。
1960年代~1970年代のジネステ家所有による不遇の時代を経て、1977年にマルゴーはメンツェロプロス家に売却、大金を投入した改革がはじまり、ボルドー大学のエミール・ペイノー教授がワイン醸造を監督するコンサルタントとなり復活を果たしました。
世界中で愛され続けてきたシャトー・マルゴーは5大シャトーの中で最も女性的なワインと言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と称賛されています。
ワインの女王にたとえられるボルドーワインの中にあって、さらに「ボルドーの女王」と呼ばれるワインを生み出す偉大な造り手です。

- シャトー・マルゴーの歴史と名声は、この土地に宿る卓越した力だけでなく、5世紀にわたり尽力してきた人々の力の賜物でもあります。しかし歴代の中でも、アンドレ・メンツェロプロスほど短期間で重要な役割を担った所有者はおそらくいないでしょう。
アンドレ・メンツェロプロスがそのエネルギーと先見の明でシャトー・マルゴーに注いだ情熱により、短い期間にワインの品質とドメーヌの評判を取り戻し、ボルドーワインの世界的な大ブームを作り出したのです。

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格付け第1級
凝縮感あるブドウに仕上がった
深みと優雅さ、力強さを備える
熟成変化も楽しみなVT2021
CHATEAU MARGAUX
シャトー マルゴー
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格付け第1級
凝縮感あるブドウに仕上がった
深みと優雅さ、力強さを備える
熟成変化も楽しみなVT2021
CHATEAU MARGAUX
シャトー マルゴー
1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインの造り手として有名なシャトー・マルゴー。
優雅で香り高い、マルゴー特有のエレガンスを持ち、「ボルドーの女王」と謳われています。
2021年はボルドー全体で霜害に悩まされましたが、シャトー・マルゴーではごく一部の影響にとどまりました。
8~9月は乾燥した天候だったため、ブドウの品質を最優先に品種ごとに収穫のタイミングを見極めなければなりませんでした。
難しい局面がありながらも果実味が凝縮したブドウに育った事で、力強さを備えた素晴らしいヴィンテージに仕上がりました。

ブルーベリーやラズベリーの豊かな香りに、スミレのフローラル香、トーストのニュアンスを感じる美しいアロマ。
凝縮感あふれる果実味にシルキーなタンニンが溶け込み、綺麗な酸とミネラル感が深みと優雅さを与えています。
更なる熟成による味わいの変化を楽しめるワインです。

■ジェームズ・サックリング/97-98点獲得(VT2021)
■ワインエンスージアスト/97点獲得(VT2021)
■デキャンター/96点獲得(VT2021)