クロ・オー・ペイラゲはもともと、1855年にソーテルヌの格付けで第1級となったシャトー・ペイラゲの一部でした。
しかし、1879年にこの地が2つに分割され、一部の区画はこの地に名声をもたらしたムッシュ・ラフォリー(元所有者)に敬意を表してシャトー・ラフォリ・ペイラゲと名付けられ、ボムの丘の頂上に位置する敷地の最も高い部分はクロ・オー・ペイラゲと名付けられました。
1914年には、近隣に畑を持ち1850年以来「シャトー・オー・ボム」を所有していたユージン・ガルベイがクロ・オー・ペイラゲを購入。後に彼は、この地をベルナール・ポーリーとピエール・ポーリーの2人の孫へ与えました。
以来ポーリー家によりシャトーが運営されてきましたが、2012年にベルナール・マグレ氏へと引き継がれています。
- ソーテルヌ第1級格付シャトーとしては最も小さい12haの畑を所有しており、そのうち8haがガロンヌ川の支流のシロン川近くにあります。
標高50~80mの間に位置するひと続きになった大きな1区画で、一貫して畑の管理を行うことができます。
この地は複雑な砂利と砂質の土壌が特徴で、特にソーテルヌの王様品種であるセミヨンの栽培に最適な環境が整っています。
ブドウ樹に細心の注意を払い、伝統的手法と革新的な手法の両方を取り入れたワイン造り、そして品質に対する厳格さと絶えず続く探究によって生み出されるワインは、その品質の高さから国内外の有名なワインチャレンジで賞を受賞し、権威のあるワインガイドによって認められています。
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ソーテルヌ格付
名門ラフォリ・ペイラゲの1stラベル
スペイン王アルフォンソ12世が愛飲
3品種の個性が発揮された貴腐ワイン
CHATEAU LAFAURIE PEYRAGUEY
シャトー ラフォリ ペイラゲ
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ソーテルヌ格付
名門ラフォリ・ペイラゲの1stラベル
スペイン王アルフォンソ12世が愛飲
3品種の個性が発揮された貴腐ワイン
CHATEAU LAFAURIE PEYRAGUEY
シャトー ラフォリ ペイラゲ
世界3大貴腐ワインにも数えられるフランスの名高い貴腐ワインの銘産地ソーテルヌにて第1級格付けを受ける名門、シャトー・ラフォリ・ペイラゲ。
3つの品種それぞれがブレンドの際に最高の個性を発揮し、甘美なワインを生み出しています。
スペイン王アルフォンソ12世は、シャトー・ラフォリ・ペイラゲを愛飲し、1858年には高額で樽ごと購入したと言われています。
セミヨンからは美しい粘性とストラクチャー、ソーヴィニヨン・ブランからは果実の快い酸味、そこにミュスカデルが持つ上品な複雑味が加わります。柑橘系の爽やかな香りに、濃厚なハチミツを思わせる甘みが見事に溶け合っています。
※ワインの酒石とは
ブドウの酸味成分のひとつである「酒石酸」と、ミネラル分の「カリウム」が結合してできた結晶状の物質が「酒石」です。「酒石」は、もともとワインの中に溶け込んでいた成分が目に見える結晶となって現れたものですので、健康を害するものではありません。