シャトーの歴史は古く、17世紀頃のワイン地図に既に記載されています。
1842年にルイ・フィリップ朝において内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、1855年のメドック格付けで3級に格付けされました。
しかし、その後経済状況の悪化により所有者が入れ替わり、品質が低下します。
1983年にサントリーが取得。
かつてボルドー大学で醸造研究所長を務めていた醸造学者で、シャトー マルゴーの再生も成し遂げていたエミール・ペイノー博士に協力を要請。ペイノー門下生であるマルセル・デュカス氏が社長に、同じくペイノー氏の元で学んだサントリーの鈴田健二氏が副会長に就任し、畑から醸造所、シャトーまで徹底的な改革を行い、ラグランジュは復活を遂げ、世界に認められるワインへと成長しました。
- 現在は、マティウ・ボルド社長と椎名 敬一副会長の下、ラグランジュの持つテロワールの限界に挑戦する「創造」のステージに進み、さらなるラグランジュの品質向上に取り組んでいます。
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格付け第3級
ワインアドヴォケイト誌93-95点(VT2018)
滑らかな舌触りと力強い果実味
重厚でパワフルな調和のとれた1本
CHATEAU LAGRANGE
シャトー ラグランジュ
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格付け第3級
ワインアドヴォケイト誌93-95点(VT2018)
滑らかな舌触りと力強い果実味
重厚でパワフルな調和のとれた1本
CHATEAU LAGRANGE
シャトー ラグランジュ
メドック格付け第3級、安定した品質を誇る人気格付けシャトーの代表格、シャトー・ラグランジュ。
美しい果実味と豊富なタンニンが織り成す、豊潤かつ気品漂うスタイルが特徴です。
区画ごとにブドウの成熟状態を管理し、成熟のピークに達したブドウのみを収穫。
ステンレスタンクを使用してアルコール発酵後、約20℃でマロラクティック発酵を行います。
各キュヴェの品質を見極め選別しアッサンブラージュ後、新樽比率60%で18~20ヶ月間熟成されます。
濃いルビーレッドの外観。
ブラックチェリー、ブラックカラント、プラム、コショウの香り。
アタックは洗練されていて、滑らかな舌触りと共に力強い果実味が広がります。
緻密で、豊かなタンニン。
重厚でパワフル、調和のとれたワインです。
■ワインアドヴォケイト誌パーカーポイント/93-95点
(VT2018)
■ワインスペクテーター/93-96点(VT2018)