格付け第3級シャトーが手掛けるエレガンスとフィネスを持つ格調高いワイン
フランスのボルドー地区マルゴー村に位置し、かつて格付け1級シャトー・マルゴーと並び、マルゴー地区の2大シャトーと称された銘醸シャトーです。12世紀からの歴史を持つシャトー・ディッサン(Chateau Dissan)はメドック地区で美しいシャトーの1つとして知られており、現存するシャトーは堀で囲まれ城塞のような石壁をめぐらせた中世領主の館の趣があり、フランスの歴史的記念建造物の指定を受けた由緒あるもので、メドック地区の中でもひときわ美しいと称されるシャトーです。
創設から変わらないディッサンのワイン造りのモットーは「王の食卓と神の祭壇のために」。エレガンスとフィネスを備えた格調高い味わいのあるワインを生み出し続け、世界中の愛好家に高く評価されています。

- 12世紀から続く長い歴史を誇るシャトー
シャトー・ディッサンのワインの名声は12世紀に遡り、1152年にアリエノール・ダキテーヌとアンリ・プランタジュネ(後のイングランド王ヘンリー2世)の結婚式で供されたことから「王のワイン」として知られるようになりました。
その後、フランス革命やフィロキセラ禍を経てワイナリーの命運に常に深くかかわった歴代の所有者の手により、重力式醸造庫の建造やブドウの植え替え、設備の近代化などシャトーをより良いものにするために数多くの投資が行われました。
このように忍耐と情熱を持ってシャトーの復興に尽力したおかげで、シャトー・ディッサンはその名声を取り戻すことができたのです。

- 温暖な気候と水はけに優れた土壌が育む個性
シャトー・ディッサンは、アペラシオン「マルゴー」の中心に位置し、海と河口に近い温暖な気候という恵まれた環境にあります。
畑は標高15メートル以上の緩やかな丘に広がり、砂利質と沖積層が混ざる土壌は非常に水はけが良く、ブドウの根を地中深くへ導きます。
その結果、果実は凝縮感と複雑さを兼ね備え、長期熟成に適した力強いワインを生み出します。
ブドウ畑はマルゴーに52ヘクタール、オー・メドックとボルドー・シュペリュールに15ヘクタールを所有。カベルネ・ソーヴィニヨン主体にメルローも植えられ、マルゴーらしい優美さと骨格を両立するアッサンブラージュが可能となっています。

- 伝統と最新技術を融合した醸造
醸造工程は房単位での2回にわたる厳しい選果から始まります。
ブドウは区画ごとにステンレスタンクへ重力を利用して投入され、18〜24日間の発酵。この期間にルモンタージュ(ワインの循環)と温度管理を行い、きめ細かなタンニンを抽出し果実を保護しています。
熟成の工程は、古くからの伝統を守りフレンチオーク樽の中で18ヶ月間、ゆっくりと時間をかけて熟成。3ヶ月ごとにろうそくの灯りを利用した伝統的な方法でのスーティラージュ(澱引き)が行われます。
こうした丁寧な工程によって、類まれなエレガンスと力強さを兼ね備えたシャトー・ディッサンならではの味わいを実現しています。












































