牛追い祭りで有名なナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmにあるファルセスの郊外にイヌリエータのボデガはあります。
イヌリエータという名前は祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地に由来し、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞としてこの名前を選びました。
- 1999年にアントニオ・アントニャーナが、スーパーマーケットの共同経営者だったホセ・アントニオ・アリオーラと共に設立し、最初の葡萄の樹が植えられました。
現在は、他に2人のオーナーがいます。
- ファーストリリースは2001年ヴィンテージで、ボデガも2001年に完成しました。
最新のテクノロジーを備えているため、従業員は僅か26名です。所有する畑は、200ha、元々がアルガ川だったため、石の多いのが特徴です。気候は恵まれていて、基本的に乾燥しており、気温も低めです。
暖かく水はけのよい土壌はワインにエレガンスと洗練をもたらします。
カスクルーム(樽貯蔵庫)では、5種類の違う樽を使用しています。
3種類のフレンチオーク、2種類のアメリカンオークがあり、それぞれ職人の手による違った樽を使うことによりワインにあわせて違った樽のニュアンスが得られるようにしています。
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ペニンガイド2019/88点獲得(VT2016)
フレッシュな果実味となめらかな深み
バランスがとても良いガルナッチャ
BODEGA INURRIETA
MIMAO GARNACHA
ボデガ イヌリエータ
ミマオ ガルナッチャ
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ペニンガイド2019/88点獲得(VT2016)
フレッシュな果実味となめらかな深み
バランスがとても良いガルナッチャ
BODEGA INURRIETA
MIMAO GARNACHA
ボデガ イヌリエータ
ミマオ ガルナッチャ
自然豊かなナバラでソーヴィニヨン・ブラン100%のワインを造った、最初の生産者ボデガ・イヌリエータ。
ミマオ・ガルナッチャは、通常ブレンドで使われることの多いガルナッチャを100%造ったワインです。
まるで赤ちゃんのように特別なケアが必要なワインであるため、大事に育てるという意味を持つmimado(ミマド)が転じてミマオという名が付けられました。
2015年がファーストヴィンテージです。
マロラクティック醗酵と熟成はフレンチオーク樽(新樽ではない)で行い、熟成は7カ月行います。
花や果実のアロマの中にかすかにミネラルの要素が感じられます。
口に含むと非常に生き生きとしています。
よく熟していますが、同時にとてもフレッシュさもあり、なめらかで深みがあります。
長い余韻の中に、ミネラルや熟したガルナッチャの果実味を感じます。
■ペニンガイド2019/88点獲得
(VT2016)