ドイツ・モーゼル地方にて設立された家族経営の生産者がトーマス・バルテンです。

畑はプラッテンとオーザンに2.5haを所有していましたが、現オーナーであるトーマス氏の代になってツェルティンゲンやヴェーレンの畑を購入。
「最高のワインはデボン紀のスレート岩の急斜面のリースリングから生まれる」と考え、リースリングは斜面の畑だけで栽培しています

畑仕事や醸造には出来る限り自然であることにこだわりを持ったワイン造りを実践するトーマス・バルテン。
剪定は特殊な機械を使用することによって、一人での作業が可能で、これがコストパフォーマンスの高い要因の1つとなっています。

また、収穫を遅らせる事でブドウに力強さを与え、アロマを最大限に引き出しています。
通常は4週間程の熟成期間ですが、バルテンでは倍以上の8~12週間をかけます。

「ハイテクノロジー商品(培養酵母)は必要ない。ワインは自然なものであるべき、そして自然のままであり続けるべき」と考えるトーマス氏。
「自然の賜物」であるワイン造りにおいて、愛情を注ぎ丁寧に手間をかけて生み出されるワインはその品質の高さから多くの人々に愛されています。

力強い酸味を抑えて仕上げられた
上品でまろやかな酸と果実味
良い骨格を備えた飲みやすい1本
Barthen
RIESLING Q.b.A. Trocken
バルテン
リースリング クーベーアートロッケン

力強い酸味を抑えて仕上げられた
上品でまろやかな酸と果実味
良い骨格を備えた飲みやすい1本
Barthen
RIESLING Q.b.A. Trocken
バルテン
リースリング クーベーアートロッケン

辛口の白ワインには強すぎる酸はいらないと考えられ造り出されたバルテン・リースリング・クーベーアー・トロッケン。

酸味を抑え、まろやかな酸に仕上げる為にマロラクティック発酵を採用して造られていました。
近年ではマロラクティック発酵の変わりに、畑にマグネシウムを撒く（1haあたり1～2kg）ことで酸を抑えています。
マグネシウムの散布は発芽時期に10日ごとに5回行われます。

ハチミツのような甘さを感じる香りの柔らかい印象。
良い骨格があり、上品でまろやかな酸味と果実味、ほのかにハーブを思わせるアロマが調和するバランスの良い白。