ボデガス・アスル・イ・ガランサの設立は2000年。
ピレネー山脈にもほど近いスペイン北東部の砂漠地帯、ナバーラD.O.にたった一軒だけあるワイナリーで、三人の若者が立ち上げました。
醸造家のマリアとダニエルは、バルセロナの醸造学校で同級生で、卒業後はブルゴーニュ、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンなどで経験を積み、2000年「自分たちが理想とする自然なワイン造り」を実践するため、マリアの兄でアーティストでもあるフェルナンドを迎え、ヨーロッパ最大の砂漠地帯ラス・バルデナス・レアレスの一端にあるカルカスティーリョ村に50年以上もの間打ち捨てられていた一軒のワイナリーを買い取りました。
- ワイナリーには以前からコンクリートタンクがあり、このタンクこそが、このワイナリーを買い取った理由です。
一般的なステンレスタンクは空気を完全に遮断してしまうのに対して、コンクリートタンクでは醗酵中にワインが適度に呼吸するため、フレッシュさだけでなく、ブドウの味わいがよく馴染んだより深みのある優しさが出せます。
スペイン語で「アスル」はスペインと畑のテロワールの象徴である、空の青、「ガランサ」は、輝きのある深い赤色を意味し、「アスル」に「ガランサ」が混ざると、フレッシュで凝縮感に溢れた果実の色、彼らが造りだす赤ワインの色になります。
ボデガの名前には、その想いが込められています。
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I.O.W.A 2015 金賞受賞&90点
スペインの2種類の地ブドウが生み出す
果実味のハーモニーが魅力的な赤
BODEGAS AZUL Y GARANZA
Garciano
ボデガス アスル イ ガランサ
ガルシアーノ
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I.O.W.A 2015 金賞受賞&90点
スペインの2種類の地ブドウが生み出す
果実味のハーモニーが魅力的な赤
BODEGAS AZUL Y GARANZA
Garciano
ボデガス アスル イ ガランサ
ガルシアーノ
ボデガス・アスル・イ・ガランサの畑は州政府から正式な認証を受けた有機栽培畑。
砂漠地帯の厳しい自然環境では病気がほとんど発生しない為、例えば有機栽培で許される硫黄や銅なども使う必要は全くありません。
害虫被害も少なく、自然栽培には最適な砂漠地帯でのブドウ栽培ですが、その過酷な環境から果実はとても小さくなり、収量は望めません。
しかし、この小さなブドウの凝縮感は見事なもので、品質を重視する彼らのワイン造りには収量の少なさはかえって魅力なものになっています。
アスル・イ・ガランサのワインは「スペイン・ナバラのEU規則による有機農業認証」を受けたオーガニック・ワインです。
スペインの地ブドウ、ガルナッチャとグラシアーノによる2種類の果実のハーモニーが魅力。
果実味のなかに端正な酸が光る、とても生き生きとした赤ワインです。
■インターナショナル
オーガニックワイン・アワード2015
/金賞&90点(2013)
■ギア・ペニン2015
/90点(2013)