文化三年(1806年)養老国養老の地に創業。
豊富に湧き出る「養老の滝」と「菊水泉」の湧水を源にもつ養老山系伏流水を使い酒造りを行っている酒蔵です。
昭和50年代後半より、大量生産から、こだわりの少量生産へと方針を切り替え、経営体制や設備から原料、仕込みの全てを見直し「垢抜けて品格のある酒」を目指し、 蔵元の粋を尽くして酒造りに挑んでいます。
伝統的な手法の中に、近代設備を巧みに取り入れ、最良の造りが出来る体制になっています。

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和食の王道を占める酒を追求し醸した
醴泉の新たなるスタンダード
醴泉
純米 山田錦
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和食の王道を占める酒を追求し醸した
醴泉の新たなるスタンダード
醴泉
純米 山田錦
兵庫県産特A地区「山田錦」を、麹米50%・掛米60%の精白で、吟醸仕込みで醸した贅沢な造りの純米酒。
蔵元曰く、「和食の王道を占める酒を追求し、高精白の山田錦で醸した透明感のある味わいと、ほのかな香りとの調和を目指しました」とあるように、吟醸仕込みでありながら派手な香りは抑えられ、穏やかな香りで柔らかな口当たりの仕上がりです。

バナナやメロン、ウリ系の瑞々しさ感じる香りが立ち、味わいもまた瑞々しく、押しの良い甘味が広がったと思うとスッと消え、ジワリとほのかな辛さと上品な酸が表れます。
切れ味が良く心地よい旨味を感じながら優しい余韻を残して引いていくさまは、食中酒として味を開花させるがごとく、緻密に計算されたような旨味です。
ぜひ、冷酒からお燗までじっくりと味わっていただきたい一品です。