ヴェレノージは、イタリアのマルケ州最南端のアスコッリ ピチェーノで注目を集める生産者です。
父の自家用のワイン造りを小さい頃から手伝っていたエルコレが、抑えきれない情熱と共に始めた当初は6haだった葡萄畑は、現在では172haとなりました。
東はアドリア海、西はアペニン山脈に挟まれた地理的条件が、葡萄栽培に理想的な環境をもたらしており、赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノのブレンド、白はペコリーノ、パッセリーナの地葡萄品種を栽培しています。
収穫量を抑え、スタンダードから上のクラスまで、すべてにおいて高品質であることをかけています。
また郷土愛にあふれ、品種の個性が際立っていることもあって土着品種にこだわっており、輸出比率は70%となっています。
- 2002年から、トスカーナ出身のトップエノロゴ、アッティリオ・パリをコンサルタントに迎えました。
ロバート・パーカーJr.は「ワインアドヴォケイト152」で、アッティリオ・パリの参加について『マルケ南部のリーダー的生産者となりつつあることを確信している。』と書いています。
エルコレのワインはすでに国内外で高く評価され、ほとんどのイタリアワインが集う展示会ヴィニタリィの品評会や、その他国内外の品評会でも毎年のように受賞しています。
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稀少な土着品種ラクリマが生み出す
バラを思わせる華やかなアロマ
優しい甘みで心地よい口当たりの赤ワイン
VELENOSI
LACRIMA DI MORRO D'ALBA
ヴェレノージ
ラクリマ ディ モッロ ダルバ
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稀少な土着品種ラクリマが生み出す
バラを思わせる華やかなアロマ
優しい甘みで心地よい口当たりの赤ワイン
VELENOSI
LACRIMA DI MORRO D'ALBA
ヴェレノージ
ラクリマ ディ モッロ ダルバ
マルケを代表するワイナリー「ヴェレノージ」が稀少な品種ラクリマから造る赤、ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ。
このワインの甘さ(4g)は、フルクトース(果糖)によるもので、補糖ゼロの自然な甘さが特徴です。
ラクリマはヴェルディッキオの隣、海に面した狭いエリアでしか育たない稀少品種。
逆に、そこでは他の品種は育つ事が出来ず、ラクリマだけがその土地に適し、個性的を開花させます。
標高100~150mにある粘土質土壌の自社畑でラクリマを栽培。
9月中旬に収穫を行い、厳しい選別後ステンレスタンクで発酵しています。
醸造家のフィリッポ氏は「赤ワインにも関わらず白ワインのような酸があることも特徴。サラミや脂肪分の多いお肉との相性がとても良い。」と語っています。
グラスから立ち昇るバラの華やかなアロマが魅力的。
イチゴやチェリーの香り、優しい甘みを伴った果実味がとても心地よく、とてもまろやかな口当たり。
香りの特徴がそのまま味に反映されています。