元祖スーパートスカーナ、サッシカイア。
サッシカイアがあるのは、ティレニア海に面したトスカーナ州マレアンマ地方のボルゲリ地区です。サッシカイアはテヌータ・サングイドという広い農園にあるブドウ畑から造られます。
マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタの侯爵が領土であるテヌータ・サン・グイドに、シャトー・ラフィットのロスシルド男爵から贈られたカベルネ・ソーヴィニヨンを植えてみたとこから、サッシカイアは始まりました。
サッシカイアは当初プライヴェートワインとして地元でのみ消費されていました。
毎年少しずつセラーに寝かせておいたワインが年とともに非常に良く熟成していることに気付いたロケッタ侯爵は、周囲のすすめもあり彼の革命的なワインメーキングスタイルを貫きます。
1968年、甥にあたるアンティノーリ社の当主ピエロ・アンティノーリ氏のすすめで販売を開始。これまでにないボルドースタイルのトスカーナワインは、瞬く間に世界のプレミアムワインの仲間入りを果たしました。
-
ワインアドヴォケイト97点獲得(VT2018)
圧倒的な存在感を放ち世界を魅了する
イタリアワインの至宝サッシカイア
SASSICAIA
サッシカイア
-
ワインアドヴォケイト97点獲得(VT2018)
圧倒的な存在感を放ち世界を魅了する
イタリアワインの至宝サッシカイア
SASSICAIA
サッシカイア
元祖スーパータスカンとして30年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。パワフルさとエレガンスを兼ね備えたイタリアワインを代表する逸品です。
2018年は、春先から雨が多く降り、例年のような暑く乾燥した初夏を迎えられませんでした。
しかし、7月から徐々に天候が回復。寒さと暖かさの両方を経験した年となりましたが、古樹のカベルネ・ソーヴィニヨンは完璧なバランスで熟し、香りが豊かなブドウが収穫されました。
ワインは、フィネスを備えた果実味と上品な酸味を備えたエレガントなスタイルに仕上がっています。
輝きのあるダークルビーの色調。
ワイルドベリーやフランボワーズ、カシスなどの果実のアロマに、ミントやたばこ、リコリスなどの複雑なニュアンスが感じられます。
濃縮感のある果実味が口いっぱいに広がり、ベルベットのように上品なタンニン、透明感のある酸味がエレガントなフィニッシュへ導きます。
余韻にはフローラルな風味が長く続きます。
■ワインアドヴォケイト誌/97点獲得(VT2018)
■ジェームズ・サックリング/97点獲得(VT2018)
■デキャンター誌/97点獲得(VT2018)